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林京子の文学 : 戦争と核の時代を生きる
発行:インパクト出版会
B6判
縦190mm
353ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2018-1-31
- 登録日
- 2018年3月7日
- 最終更新日
- 2018年3月7日
書評掲載情報
2018-03-11 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
主要作品を読み解きながら、日本人の戦争・戦後責任、原爆と原発による加害と被害問題を考察した書き下ろし論稿。
目次
第1章 上海(戦争)体験(戦中生活の「光」と「影」-『ミッシェルの口紅』
戦後上海再訪記-『上海』
大人としての上海追体験-『予定時間』)
第2章 「八月九日」の語り部(体験と記憶-『祭りの場』
「傷もの」の有り様-『ギヤマンビードロ』
「八月九日」を語る-『無きが如き』
鎮魂の「紙碑」-『やすらかに今はねむり給え』)
第3章 戦後を生きる被爆者(『三界の家』とは…
結婚生活の"奥底"-『谷間』
もう一つの「鎮魂」-『長い時間をかけた人間の経験』)
第4章 核の恐怖と人間の存在(被爆者は"人間"だけなのか-『トリニティからトリニティへ』
"反原発"へ-『収穫』
"再出発"の可能性-『希望』
「フクシマ」後の報告-『再びルイへ』)
上記内容は本書刊行時のものです。