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「利己」と他者のはざまで
近代日本における社会進化思想
発行:以文社
四六判
456ページ
並製
定価
3,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年6月
- 書店発売日
- 2017年6月21日
- 登録日
- 2017年5月18日
- 最終更新日
- 2017年8月11日
紹介
「進化」という言葉は今日誰しも日常的に使ういわば常識であるように、〈変化〉するということが当たり前になってしまっている。本書は明治時代に輸入され、当時今日の「進化」という言葉と同様に盛んに議論された「社会進化論」の議論を個々人の思想家に即して丹念に跡付ける。そこで展開される「進化」と「進歩」の違いや「自然権思想」など社会認識にとって避けることが出来ない概念の説明は、著者永年の思想史研究の成果である。
目次
第一章 思想としての社会進化論
第二章 加藤弘之と社会進化論
第三章 キリスト教と進化論
第四章 「法律学の革命」
第五章 有賀長雄の社会進化論
第六章 中江兆民における進化の観念
第七章 徳富蘇峰と社会進化論――『将来之日本』を中心に
第八章 丘浅次郎――生物学者の社会進化論
第九章 「利己」と「愛国」――明治後期の加藤弘之
第十章 社会主義とダーウィニズム
第十一章 大山郁夫の国家論と進化論
終章 社会進化論の思想的意味
上記内容は本書刊行時のものです。