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災害と妖怪 畑中章宏(著/文) - 亜紀書房
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災害と妖怪 (サイガイトヨウカイ) 柳田国男と歩く日本の天変地異 (ヤナギダクニオトアルクニホンノテンペンチイ)

歴史・地理
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発行:亜紀書房
四六判
240ページ
上製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7505-1212-9   COPY
ISBN 13
9784750512129   COPY
ISBN 10h
4-7505-1212-5   COPY
ISBN 10
4750512125   COPY
出版者記号
7505   COPY
Cコード
C0039  
0:一般 0:単行本 39:民族・風習
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2012年6月6日
最終更新日
2023年3月15日
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書評掲載情報

2012-09-16 日本経済新聞
2012-08-26 毎日新聞
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重版情報

2刷 出来予定日: 2019-04-26
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紹介

妖怪は私たちのうしろめたさの影なのか?

民俗学の祖である柳田国男の『遠野物語』『妖怪談義』『山の人生』を繙くと、日本列島は、大地震だけでなく、飢饉、鉄砲水、旱魃など、始終、災害に見舞われ、河童、座敷童、天狗、海坊主、大鯰、ダイダラ坊……の妖怪たちは、災害の前触れ、あるいは警告を鳴らす存在として、常に私たちの傍らにいた。
安政の大地震などは古文書も記録がなされているが、毎年、そこかしこで起こる災害の記録は、おどろおどろしい妖怪に仮託され、人々の間に受け継がれてきたのだ。
著者は、遠野、志木、生まれ故郷の辻川(兵庫)、東京の代田などをたどり直し、各地に残る祭りや風習などを取材しながら、ほそぼそと残る「災害伝承」、民俗的叡智を明らかにする。自然への畏怖、親しい人の喪失、生き残ってしまったうしろめたさ、言葉にならない悲しみと妖怪たちからのメッセージに耳を傾けてみよう。

目次


一 河童は死にかかわるものである事
二 天狗が厄を祓うと今でも信ぜられている事
三 やろか水や白髪水を人びとは怖れたという事
四 鯨や狼が江戸の世にもてはやされた事
五 一つ目の巨人がこの列島を跋扈したという事
おわりに

著者プロフィール

畑中章宏  (ハタナカアキヒロ)  (著/文

1962年大阪生まれ。著述家・編集者。多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員、日本大学芸術学部写真学科講師。著書に、『日本の神様』(イースト・プレス)、『神社に泊まる――日本全国癒しの宿坊ご案内』(亜紀書房)、『柳田国男と今和次郎――災害に向き合う民俗学』がある。

上記内容は本書刊行時のものです。