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直接取引:なし
〈つながり〉の現代思想
社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析
発行:明石書店
A5判
272ページ
並製
価格
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年3月
- 書店発売日
- 2018年3月31日
- 登録日
- 2018年3月22日
- 最終更新日
- 2018年4月6日
紹介
本書は、「社会的紐帯」という術語を手がかりに、現代社会の「つながり」が孕む諸問題を根底から捉えなおし、その理論と病理、そして可能性を紡ぐ。哲学、精神分析、現代政治理論における、気鋭の若手研究者たちによる意欲的な論集。
目次
まえがき
第Ⅰ部 社会的紐帯への視座
第一章 政治の余白としての社会的紐帯――ルソーにおける憐憫[淵田仁]
第二章 集団の病理から考える社会的紐帯――フロイトとラカンの集団心理学[松本卓也]
第Ⅱ部 社会的紐帯のポリティクス
第三章 ポスト・ネイションの政治的紐帯のために[山本圭]
第四章 〈政治的なもの〉から〈社会的なもの〉へ?――〈政治的なもの〉の政治理論に何が可能か[乙部延剛]
第五章 友愛の政治と来るべき民衆――ドゥルーズとデモクラシー[大久保歩]
第Ⅲ部 社会的紐帯の未来
第六章 特異性の方へ、特異性を発って――ガタリとナンシー[柿並良佑]
第七章 外でつながること――ハーバーマスの精神分析論とエスの抵抗[比嘉徹徳]
第八章 社会的紐帯と「不可能性」[信友建志]
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。