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障害学研究12 障害学研究編集委員会(編集) - 障害学会
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障害学研究12 (ショウガイガクケンキュウジュウニ)

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発行:障害学会
A5判
224ページ
並製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-7503-4484-3   COPY
ISBN 13
9784750344843   COPY
ISBN 10h
4-7503-4484-2   COPY
ISBN 10
4750344842   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0336  
0:一般 3:全集・双書 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年3月
書店発売日
登録日
2017年2月24日
最終更新日
2017年2月24日
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紹介

今号の特集では、障害学会第12回大会シンポジウムをもとに、「(発達)障害学生支援と合理的配慮提供の実際」として、配慮を必要とする学生への大学における支援の現状および今後の課題について様々な角度から論ずる。

目次

特集 シンポジウム「(発達)障害学生支援と合理的配慮提供の実際」

 開催趣旨[横須賀俊司]
 配慮を必要とする学生への大学における支援と課題[内田康太郎]
 発達障害学生への支援[西岡崇弘]
 京都大学における発達障害のある学生への修学支援[村田淳]
 コメント1[宮崎康支]
 コメント2――大学におけるインクルージョンを目指したソーシャルワーク[植戸貴子]
 コメント3[殿岡翼]


論文

 発話困難な重度身体障がい者における「他者性を含めた自己決定」のあり方――天畠大輔を事例として[天畠大輔・嶋田拓郎]
 視力回復手術を受けた視覚障害者のライフストーリー――翻身に対する内的一貫性を視座として[植村要]
 カナダにおけるウッドランズ親の会による知的障害者の地域生活移行の支援方法[鈴木良]

エッセイ

 選評[綾屋紗月、冠野文、木村航、福島智]
 もしも君と友達になれたら[朝霧裕]
 アトピーって障害学と関係ないの!?――「アトピー学」の社会的認知をめざして[すぎむらなおみ]


書評

 書評/頼尊恒信著
 『真宗学と障害学――障害と自立をとらえる新たな視座の構築のために』[廣野俊輔]

   リプライ 廣野氏の書評にこたえて[頼尊恒信]

 書評/戸田美佳子著
 『越境する障害者――アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌』[土橋喜人]

   リプライ 著者から[戸田美佳子]

 ブックガイド/障害学研究会中部部会編
 『愛知の障害者運動――実践者たちが語る』[田島明子]

 ブックガイド/玉井真理子・渡部麻衣子編著
 『出生前診断とわたしたち――「新型出生前診断」(NIPT)が問いかけるもの』[河口尚子]

 ブックガイド/福井公子著
 『障害のある子の親である私たち――その解き放ちのために』[橋本眞奈美]

 ブックガイド/増田公香著
 『当事者と家族からみた障害者虐待の実態――数量的調査が明かす課題と方策』[後藤吉彦]

 ブックガイド/佐々木倫子編著
 リテラシーズ叢書3『マイノリティの社会参加――障害者と多様なリテラシー』[高山亨太]


 障害学会会則
 『障害学研究』編集規程
 『障害学研究』自由投稿論文・投稿規程
 『障害学研究』エッセイ投稿規程
 『障害学研究』エッセイ審査規定
 障害学会第12回大会プログラム

前書きなど

編集後記

 (…前略…)
 今号には、特集に加え、自由投稿論文3本、エッセイ2本、リプライ付書評2本、ブックガイド5本の原稿が収録されています。例年に比べてコンパクトな内容になっていますが、これは前号で予告していた「特集論文」のスタートが、事情により1年遅れることとなったためです。改めて確認しますと、今後本誌では、学会大会で開催される2つのシンポジウム企画に関して、1つについてはこれまでどおり逐語録形式の原稿を掲載し、もう1つについては企画のテーマを引き継ぐ依頼論文を集めた「特集論文」を組む、という基本的な編集方針で進めることとなりました。それを踏まえて、2014年の沖縄大会で行われたシンポジウム「同化と他者化、アイデンティティの語りと表象をめぐる問い――本土/沖縄、健常/障害」については、今号でそのテーマを引き継いだ特集論文を組む予定だったのですが、都合によりこれを次号(13号)の掲載とさせていただくことにしました。そのため、今号の内容がやや薄くなってしまった代わりに、次号ではこの延期分を含めて2つの特集が掲載される予定です。イレギュラーな形になり申し訳ありませんが、楽しみにお待ちいただければと思います。
 (…後略…)

上記内容は本書刊行時のものです。