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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:25:"おうちが ふたつ ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-7503-2393-0";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:388:"両親の離婚で二つの家を往き来することになった幼い男の子が新しいライフスタイルを楽しむ姿を,簡潔な文章と美しいイラストで描いた,幼い子どものための離婚の絵本。愛されていれば離婚なんて怖くないと自然に思え,小学校低学年児童が楽しみながら読める,絵本シリーズ第2弾。";s:6:"author";s:49:"クレール・マジュレル(著/文)…他3名";s:10:"publishers";s:12:"明石書店";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"明石書店";s:12:"release_date";i:1157641200;}

絵本シリーズ「パパとママが別れたとき……」2

おうちが ふたつ
Two Homes

クレール・マジュレル(文), カディ・マクドナルド・デントン(絵), 日野 智恵(訳), 日野 健(訳)
発行:明石書店

  40頁  上製
定価 1,600円+税

ISBN 978-4-7503-2393-0   C8736
品切れ・重版未定(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2006年9月
書店発売日 2006年9月8日

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紹介

両親の離婚で二つの家を往き来することになった幼い男の子が新しいライフスタイルを楽しむ姿を,簡潔な文章と美しいイラストで描いた,幼い子どものための離婚の絵本。愛されていれば離婚なんて怖くないと自然に思え,小学校低学年児童が楽しみながら読める,絵本シリーズ第2弾。

前書きなど

こっちは パパのおうち
あっちは ママのおうち
だから ぼくのおうちは ふたつ

アレックスは
ママのおうちに ソファーをもっている
パパのおうちには 揺りいすがある
どちらのおうちにも ぼくのおへやがあり
おともだちも たくさんいる

どっちにいても
おなじように 愛されている


クレール・マジュレルの心なぐさめるお話と、カディ・マクドナルド・デントンのあたたかく親しみやすいイラストは、両親の離婚に向き合う子どもたちに、変わらぬものの存在を、はっきりと知らせてくれる——「愛」と「ぬくもり」とを。

著者プロフィール

クレール・マジュレル(マジュレル,クレール)

フランス生まれの絵本作家。彼女は、子供のために幅広い多くの物語を書き、邦訳に『おおきな、お・お・き・いテックス』(長友恵子訳、文化出版局、2000年)、『くまのサーシャはなくしやさん』(すえまつひみこ訳、童話館出版、2006年)がある。
『おうちが ふたつ』は、実際に両親が離婚したばかりの一人の少女と会って書かれたもので、「少女をなぐさめるために、二つの家のことや、そこで少女が出来ること、などを話し合った」という。そして、マジュレルは「彼女が生活の変化に耐えた前向きの道は、失ったものや愛の喪失感などにとらわれることではなく、父と母それぞれと、共に過ごす時間を持ち続けることだった」という。

カディ・マクドナルド・デントン(デントン,カディ・マクドナルド)

童謡集や絵本のイラストレーター。彼女の作品に、『もし、ぼくがパパのお父さんだったら(If I Were Your Father)』『もし、わたしがママのお母さんだったら(If I Were Your Mother)』(未邦訳)などがある。
『おうちが ふたつ』については、「アレックスは、歯ブラシやベッドルームや友だちといった、分かりやすいものについて語っている。それらは、アレックスが、それぞれの家で愛情のしるしとして実感できる対象だからだ。私は、イラストで、そうした愛を表現しようと努めた」という。

日野 智恵(ヒノ チエ)

日野智恵(ひの・ちえ。本名 前澤智恵子)は、もと家庭裁判所の調査官、調停委員で、家族問題のカウンセリングに携わりました。20年ほど前、何度かアメリカを訪れ、家庭裁判所、児童の養護施設、少年の更生施設、家庭問題のカウンセラーなどを訪問しました。離婚が多いアメリカでは、それだけに、そうした家庭の子どもに対する心の問題に強い関心が持たれ、問題解決の一つとして、多くの絵本が出版されていました。智恵は、それらの絵本が、心理学とカウンセラーの経験に基づいた専門的な内容を含んでいることに、深く感動し、当時から、それらの絵本を日本語に翻訳・出版して、増えつつある同じ環境の日本の児童・少年の役に立ちたいと願っていました。しかし、日々の仕事に追われ、翻訳の完成と出版を目にしないまま、2004年に亡くなりました。

日野 健(ヒノ ケン)

日野 健(ひの・けん。本名 前澤 猛)は、智恵の夫です。社会福祉、司法福祉などに関心を持つジャーナリストで、コミュニケーション研究家です。時々、智恵とともに、アメリカの、そうした施設や関係者を訪ねました。智恵が亡くなった後、家庭問題や心理学の専門的な蔵書から、翻訳に手を付けていた絵本を何冊か見つけました。そこで、智恵の熱い遺志を継いで、それらのうち、「学齢前」「小学校低学年」「小学校中・高学年、およびそれ以上」の各年代にふさわしい三冊を選んで、翻訳を完成させ、版権の折衝と出版を明石書店にお願いしたのです。
 両親が離婚すると、子どもの経済的、精神的環境は大きく変わり、生活と成長が激しい影響を受けます。しかし、せめて、心はすこやかに育ち、出来るだけ穏やかで幸せな日々を送れるように、これらの絵本が、少しでもそうした親と子どもの役に立つことを、訳者二人は心から願い、祈っています。

上記内容は本書刊行時のものです。