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出版者情報
古墳時代の国家形成
発行:吉川弘文館
A5判
302ページ
定価
6,800円+税
- 書店発売日
- 2018年3月23日
- 登録日
- 2018年2月8日
- 最終更新日
- 2018年3月7日
紹介
日本列島の古代国家はどのようなプロセスを経て誕生したのか。国内外の国家形成理論をふまえ、権力資源モデル・威信財論・首長墓系譜論・畿内形成論・器物保有論・政権交替論・時空観論などの多彩かつ重要な分析視角と多様な考古資料を駆使しながら、古墳時代の国家形成過程に肉迫する。気鋭の考古学研究者が新たな国家形成論を提示した意欲作。
目次
序/古墳時代国家形成論(目的/考古学による一九九〇年代以降の国家形成論/分析視角/考古学からみた国家形成プロセス/まとめと課題)/首長墓系譜論の系譜(目的/用語上の問題/首長墓系譜論の展開/首長墓系譜論の特質と問題点/器物保有と首長墓系譜/首長墓系譜の継続面の意義/「一代一墳」の再検討/複数埋葬からみた首長墓系譜/首長墓系譜の構成形態/首長墓系譜の形成背景)/威信財論批判序説(威信財研究の展開/日本考古学における威信財研究/威信財研究の問題点と課題)/鏡保有と古墳の出現(目的/威信財論と古墳出現論/鏡の流通・保有状況の変遷と古墳の出現過程/古墳の出現と鏡の社会的役割―「伝世鏡」論の再賦活)以下細目略/鏡保有と首長墓系譜/器物保有と国家形成/国家形成と時空観/付章 「政権交替」論小考
上記内容は本書刊行時のものです。