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出版者情報
西南戦争の考古学的研究
発行:吉川弘文館
B5判
314ページ
定価
13,000円+税
- 書店発売日
- 2016年12月27日
- 登録日
- 2016年11月11日
- 最終更新日
- 2016年12月8日
紹介
鹿児島を中心とする不平士族が起こした国内最後の内戦・西南戦争。これまで文字資料を中心に研究されてきたその実態を考古学的に探究した初めての書。九州各地の戦跡を踏査し、小銃・弾薬などの遺物や陣地の遺構、塹壕跡などから両軍の兵力・装備を追究。豊富な図表を駆使して戦闘の推移や武器の技術進歩を明らかにし、研究の新たな地平を拓く。
目次
研究史と戦争の概要(研究の背景と目的〈研究の背景/研究の目的〉/西南戦争の経過と両軍の兵力・装備〈戦争の経過/両軍の兵力と装備〉/当時の主要小銃〈主要小銃/官軍が使用した小銃の数量〉以下細目略)/戦跡の状況(熊本県内の戦跡/鹿児島県内の戦跡/大分県内の戦跡)/戦跡・史料による戦闘推移の検討(和田越・可愛岳の戦いの検討/可愛岳の戦い後の戦跡/和田越・可愛岳の戦いのまとめ)/野戦構築物と銃砲・火箭の使用(戦跡にみられる遺構/戦争中の銃砲・火箭)/西南戦争の考古学的検証(まとめ)(戦跡と出土遺物からみた西南戦争の特徴/考古学的手法と史料から戦跡を解釈する/まとめ)
上記内容は本書刊行時のものです。