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出版者情報
帰化人と古代国家(新装版)
発行:吉川弘文館
四六判
332ページ
定価
2,300円+税
- 書店発売日
- 2018年5月17日
- 登録日
- 2018年4月5日
- 最終更新日
- 2018年4月17日
紹介
日本の古代国家・文化の形成に多大な役割を果たした帰化人。彼らは数世紀にわたり新しい大陸文化を伝え、国家組織を革新していった。アジアの中の日本の古代を視点に、4世紀末の渡来から我々の祖先となるまでを描く。
目次
帰化人と渡来人〈「帰化」とは何か/人民移動の類型/帰化の政治的措置〉/Ⅰ ヤマト王権と東アジア(ヤマト王権の成立と東アジア〈ヤマト王権と応神朝/倭王と東アジア〉/古代国家の形成と東アジア〈継体・欽明朝と朝鮮三国/六世紀の国家組織―ミヤケ制の成立―〉/コラム=ライシャワー博士と円仁)/Ⅱ 帰化人と古代王権(畿内の帰化人〈帰化人の分布/秦氏の技術と氏族構成/漢氏の役割と文氏/百済からの帰化人/奈良朝の帰化人〉/コラム=長岡京と秦氏―木簡による新史料―/畿外の帰化人〈西国と秦氏/「豊」国の秦氏/ヤマト王権の帰化人意識〉以下細目略/帰化氏族の特性)/Ⅲ=古代国家と大陸(帰化人と聖徳太子/大陸との交流/コラム=遣唐使・留学僧にあてられた国費―その種別と用途について―/桂林と鑑真のこと)/帰化人研究の諸問題/『帰化人と古代国家』を読む…森 公章
上記内容は本書刊行時のものです。