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日本陸軍の対ソ謀略 田嶋 信雄(著/文) - 吉川弘文館
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日本陸軍の対ソ謀略 (ニホンリクグンノタイソチョウリャク) 日独防共協定とユーラシア政策 (ニチドクボウキョウキョウテイトユーラシアセイサク)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
四六判
216ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-642-08315-7   COPY
ISBN 13
9784642083157   COPY
ISBN 10h
4-642-08315-4   COPY
ISBN 10
4642083154   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C1021  
1:教養 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年1月12日
最終更新日
2017年2月18日
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書評掲載情報

2017-07-09 毎日新聞  朝刊
評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史)
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紹介

第2次世界大戦開戦にあたり重要な位置を占めた日本とドイツ。その関係深化の契機となった日独防共協定はいかに締結されたか。ユーラシア大陸をまたにかけた諜報・謀略活動、航空路整備、対イスラーム政策など、外務省ルートとは別に進行した陸軍の対ソ工作に注目。「空虚な同盟」とされてきた防共協定の全体像を解明し、両国の戦略的関係に迫る。

目次

序章 日独防共協定を捉える視点/日露戦争前後の「独禍東漸」と「日禍西漸」(「黄禍論」と「日禍西漸」の脅威/日本とドイツのトルコ・イスラーム政策構想)/第一次世界大戦期の「独禍東漸」と「日禍西漸」(エンヴェル・パシャとオッペンハイム/ドイツのアフガニスタン・新疆・満洲での後方攪乱・扇動工作/「独禍東漸」と「日禍西漸」)以下細目略/関東軍の「西進」政策と内蒙高度自治運動/ルフトハンザ航空、欧亜航空公司と満洲航空株式会社/「華北分離工作」と「防共外交」/日独「満」航空協定および日独謀略協定の成立/アフガニスタンの政治焦点化/日中戦争の勃発とユーラシア諜報・謀略協力の挫折/終章 ユーラシア諜報・謀略協力体制の終焉

著者プロフィール

田嶋 信雄  (タジマ ノブオ)  (著/文

1953年、東京都に生まれる。1978年、北海道大学法学部卒業。1985年、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程(公法専攻)単位取得退学。現在、成城大学法学部教授、博士(法学) ※2017年2月現在 【主要編著書】『ナチズム外交と「満洲国」』(千倉書房、1992年)。『ナチズム極東戦略』(講談社、1997年)。『ナチス・ドイツと中国国民政府 1933-1937年』(東京大学出版会、2013年)

上記内容は本書刊行時のものです。