..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
戦争とファシズムの時代へ
発行:吉川弘文館
四六判
276ページ
定価
2,800円+税
- 書店発売日
- 2017年2月10日
- 登録日
- 2016年12月8日
- 最終更新日
- 2017年1月21日
紹介
政党内閣制は五・一五事件で崩壊し、軍部の政治介入が強まる。満洲事変後の欧米との対立、昭和恐慌から戦時経済への転換、そして二・二六事件。デモクラシーはいかにして潰えたか。戦争に向かう時代を克明に辿る。
目次
現代国家を目指して―プロロ―グ/「憲政の常道」―近代日本型政党政治のポジとネガ(「憲政の常道」の起動―第一次若槻礼次郎内閣/憲政会から政友会へ―田中義一内閣/大衆社会の成立と社会運動)/経済危機と軍部の台頭(ロンドン条約の締結と統帥権干犯問題/金解禁と昭和恐慌/満州事変とテロリズム)/「憲政常道」の終焉(五・一五事件/挙国一致内閣の成立/思想統制の強化―挙国一致内閣期の右翼運動と左翼運動)/軍部主導の政治体制へ(二大政党制の動揺/孤立外交へ/二・二六事件/軍部主導の政治へ)/権力「不在」のファシズム化―エピロ―グ
上記内容は本書刊行時のものです。