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出版者情報
戦争と放送
発行:吉川弘文館
四六判
288ページ
定価
2,400円+税
- 書店発売日
- 2017年12月12日
- 登録日
- 2017年11月15日
- 最終更新日
- 2017年12月1日
紹介
ラジオ放送は1925年、開始と同時に政府の統制下に置かれ、国策通信社が配信する情報をそのまま放送した。原爆などの不都合な情報を秘され、政府の指導に従う国民。戦時期の情報操作に果たした放送の役割を解明。
目次
まえがき/序(政府の放送政策/日本放送協会の対応/ジャーナリズムたり得なかった放送)/戦争プロパガンダの実相(モデルはナチス・ドイツ/ラジオ講演のキー・シンボル/番組「勝利の記録」の役割)/放送への国民の反応(聴取者はどういう声を寄せたか/称賛の声とその番組内容/批判の声/聴取者の声から見えてくるもの)/「マル秘敵性情報」にみる原爆投下(原爆投下第一報/外国放送傍受機関/「マル秘敵性情報」にみる原爆情報/原爆被災への対応/「原子爆弾」解禁)/戦争の終結と放送(玉音放送/終戦関連ニュース/戦後の放送にみる連続と不連続)/補論
上記内容は本書刊行時のものです。