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出版者情報
埋もれた江戸
東大の地下の大名屋敷
発行:吉川弘文館
四六判
320ページ
定価
2,500円+税
- 書店発売日
- 2017年8月10日
- 登録日
- 2017年7月6日
- 最終更新日
- 2017年8月2日
紹介
東京大学の改築工事の際に、加賀大聖寺藩の上屋敷跡が検出された。何層にも重なる遺構と大量の出土遺物から、焼失・再建の変遷や食器などの時代的推移が判明。近世史を塗り替える成果を、調査の臨場感と併せ紹介する。
目次
九谷の郷の江戸館(大聖寺藩と「古九谷」〈東京大学の地下から/大聖寺藩と「古九谷」/大聖寺藩の江戸上屋敷〉以下細目略/東京大学本郷構内の遺跡)/大名屋敷を掘る(時間とのたたかい/大聖寺藩上屋敷の変化と火事/絵図と文献史料と考古学)/池に残る宴の跡(池の底から/将軍の「御成」と饗宴)/「あなぐら」と「古九谷」(遺物の宝庫・地下式土坑/陶磁器が語る消費と流通/「古九谷」の発見をめぐる問題)/江戸時代の基準尺度(どんな尺度が使われたか―考古学的調査からの基礎資料/京間・江戸間・越前間―派生する諸問題)/江戸の考古学(近世の都市遺跡/近世研究と考古学)/あとがき/藤本強先生と行った学内発掘調査…堀内秀樹
上記内容は本書刊行時のものです。