..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
本居宣長
近世国学の成立
発行:吉川弘文館
四六判
208ページ
定価
2,200円+税
- 書店発売日
- 2017年2月13日
- 登録日
- 2017年1月12日
- 最終更新日
- 2017年1月31日
紹介
儒教・仏教など漢(から)意(ごころ)を排し、日本古来の精神を追究した本居宣長。松阪の商家に生まれながら、古典研究から国学の道を歩む。『古事記伝』の成立過程を中心に、学問的営みと特徴を詳述し、思想史に与えた影響を解き明かす。
目次
はしがき/Ⅰ 本居宣長の精神形成(浄土信仰の厚い家に生まれる〈浄土信仰の家系/浄土信仰に生きる〉/今井田養子と人間形成〈今井田養子一件〉/本居復姓の精神的意義〈本居復姓の契機/本居武秀の意志〉/本居学の学問的系譜〈恩頼図の背景/学芸愛好の念/堀景山と宣長/京都遊学中の宣長/私有自楽の立場/宣長の医業の基礎/宣長の青春と母/垂加神道と宣長〉/徂徠学と宣長学〈『排蘆小船』の成立/『宣長随筆』の中より〉/伊勢松阪の町人 本居宣長〈松阪の町の姿/松阪の商人の人々〉以下細目略)/Ⅱ 近世国学の成立と宣長学(契沖と宣長/真淵と宣長/国学の成立と西洋知識/『直毘霊』の成立と妙理/『古事記伝』の成立)/Ⅲ 宣長とその時代(天明の「世直し状況」と本居宣長/本居宣長の国体観/寛政期の宣長/『うひ山ぶみ』―国学とは何ぞや)/年譜/『本居宣長』を読む…岡田千昭
上記内容は本書刊行時のものです。