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出版者情報
室町将軍の御台所
日野康子・重子・富子
発行:吉川弘文館
四六判
238ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2018年8月17日
- 登録日
- 2018年7月4日
- 最終更新日
- 2018年7月31日
書評掲載情報
2018-09-30 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
室町将軍歴代の正室となった公家の日野家出身の女性は、飢饉や土一揆の頻発した難しい時代をどう生きたのか。3代義満・6代義教・8代義政の正室を中心に、その役割を社会情勢の推移とともに描く。朝廷とのあいだを取り持ち、配下の武士に心を配り、次期将軍に母として訓戒を与え、行事参列を指導するなど、政治に深く関与した実像を明らかにする。
目次
日野氏の登場―プロローグ/将軍の正室、天皇の准母 日野康子(足利義満の時代/北山院と日野氏・山科氏/足利義持の時代)/恐怖政治から得た教戒 日野重子(足利義教の将軍襲封/恐怖政治と嘉吉の変/足利義政青年期の幕府政治)/大乱の時代 円熟期の日野富子(応仁の乱の前哨戦/応仁の乱と将軍家/土一揆と徳政)/武家の執政、公家の外護者 壮年の日野富子(足利義尚の将軍時代/義尚の死と富子の生き方)/公家と武家をつなぐ―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。