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出版者情報
事典 観桜会・観菊会全史
戦前の〈園遊会〉
発行:吉川弘文館
A5判
314ページ
定価
6,000円+税
- 書店発売日
- 2017年1月31日
- 登録日
- 2016年12月8日
- 最終更新日
- 2017年1月21日
紹介
毎年春と秋に天皇・皇后主催で開かれる園遊会。その前身は、明治政府による条約改正交渉の側面工作として始まった「観桜会」「観菊会」であった。古(いにしえ)より長く受け継がれた花を楽しむ催しは、内外の要人との応接をはじめとする外交・社交の場として機能し、次第に年中行事となる。欧化政策と伝統行事が融合した戦前の〈園遊会〉の歴史と世界を描く。
目次
はじめに/開催理由と背景(条約改正と井上馨/見える天皇と社交/桜と菊)/会場と次第(プログラム)(会場の変遷/次第(プログラム)/拝謁の形式/談話と握手/一般招待客の拝謁と雨天時の処置)/招待客の範囲(招待客の選出①―外国人の場合/招待客の選出②―日本人の場合/外国人招待客―招待基準の厳格化/招待客の増加/後日拝観と召状(案内状・招待状))/服装規程(洋装化と服装規程/白襟紋付の取り扱い)/食事と奏楽(BGM)(立食と洋食メニュー/飲食時の醜態/奏楽―BGMと西洋音楽)/招待客の感想と天皇の感慨(外国人招待客の感想/日本人招待客の感想/天皇の感慨)/寸話・余聞と私的な園遊会(寸話・余聞/私的な園遊会の派生)/関連年表
上記内容は本書刊行時のものです。