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出版者情報
近代皇室イメージの創出
明治・大正時代
発行:吉川弘文館
A5判
284ページ
定価
3,500円+税
- 書店発売日
- 2017年6月14日
- 登録日
- 2017年4月11日
- 最終更新日
- 2017年5月25日
書評掲載情報
2017-07-08 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
近代国家の中心に据えられた皇室は、どのような視覚イメージを装うことになったのか。西欧文明との接触で変貌を遂げる伝統的天皇像。その可視化を切り口にして、近代における天皇のありようを、美術史から問い直す。
目次
総説 近代皇室イメージの創出…塩屋 純/日本近代美術に見る御用と栄誉―帝室技芸員制度とその周辺…塩谷 純(帝室技芸員制度、その構想に至るまで/帝室技芸員制度の創設と一九〇〇年パリ万博での活躍/諮問委員としての帝室技芸員/帝室を支えた作家たち/帝室技芸員制度の転換)/聖と俗の天皇肖像―明治天皇「御写真」と非公式肖像…増野恵子(天皇の「可視化」と肖像の誕生/天皇公式肖像の誕生と変遷/世俗の天皇肖像/おわりに―聖と俗の天皇肖像)/明治の皇室に選ばれた表象―明治宮殿と御物…恵美千鶴子(明治宮殿の内部装飾/明治宮殿における山髙信離の役割/「平家納経」の引用と、明治宮殿襖画の継承/正倉院意匠の引用と正倉院宝物の近代的御物化/明治初期における御物の形成)
上記内容は本書刊行時のものです。