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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:27:"社会はどこにあるか";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-623-08020-5";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:358:"社会学の研究対象は社会である。だが、社会とはそこに「ある」ものとしてとらえることができない。社会はいったいどこに立ち現れ、社会学はどのようにはじまるのか――。 本書は、根源的ともいえるこの難題と正面から向きあう、創意に満ちた知的探索である。";s:6:"author";s:21:"奥村 隆(著/文)";s:10:"publishers";s:21:"ミネルヴァ書房";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:21:"ミネルヴァ書房";s:12:"release_date";i:1495206000;}

社会はどこにあるか 根源性の社会学

奥村 隆(著/文)
発行:ミネルヴァ書房

四六判   384頁 
定価 3,500円+税

ISBN 978-4-623-08020-5   C3036

書店発売日 2017年5月20日
登録日 2017年5月10日

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紹介

社会学の研究対象は社会である。だが、社会とはそこに「ある」ものとしてとらえることができない。社会はいったいどこに立ち現れ、社会学はどのようにはじまるのか――。
本書は、根源的ともいえるこの難題と正面から向きあう、創意に満ちた知的探索である。

目次

 Ⅰ 社会が姿をあらわすとき

第1章 社会を剥ぎ取られた地点──「無媒介性の夢」をめぐるノート
 1 はじめに
 2 「無媒介性」の夢
 3 もうひとつの「無媒介性」
 4 暴力・権力・媒介性
 5 おわりに

第2章 没頭を喪失した社会──「社会学」の位置をめぐって
 1 はじめに──「参加」と「距離化」
 2 「没頭」の喪失──「感情」とくに「笑い」を例として
 3 モダニティと「距離化」──理論社会学的考察
 4 おわりに──「没頭」への契機?

第3章 社会という不条理/社会という無根拠
 1 はじめに──社会の「蒸発」あるいは「液状化」によせて
 2 社会という「不条理」──「社会」が立ち現れるとき
 3 社会という「無根拠」──「精神の無力」の先取り
 4 「不条理」と「無根拠」のあいだ──ある反転
 5 おわりに──なにが消滅したのか/なにが過剰なのか


 Ⅱ 社会学がはじまる場所

第4章 「社会の科学」と「社会の理想」──あるいは、ふたりのデュルケーム
 1 はじめに──「社会の科学」と「社会の理想」
 2 「社会学」と「社会主義」──ボルドーのデュルケーム
 3 道徳・宗教・「社会の魂」──ソルボンヌのデュルケーム
 4 おわりに──ふたりのデュルケームのあいだ

第5章 距離のユートピア──ジンメルにおける悲劇と遊戯
 1 はじめに──ジンメルにおけるふたつの問題系
 2 社会学的悲劇の構図──個人と社会
 3 遊戯・距離・ユートピア──社交と貨幣
 4 差異の個人主義のために──「自由」のふたつの理想

第6章 亡命者たちの社会学──ラザースフェルドのアメリカ/アドルノのアメリカ
 1 はじめに──亡命者たちとアメリカ
 2 ニューヨークのラザースフェルド──民主主義と資本主義のアメリカ
 3 ニューヨークのアドルノ──ラジオとジャズのアメリカ
 4 ロサンゼルスのアドルノ──塞がれた耳と縛られた身体
 5 おわりに──アドルノのアメリカ


 Ⅲ いくつもの声が響き合う

第7章 もしも世界がみんな構築主義者だったら──構築主義社会における構築主義社会学
 1 構築主義社会と構築主義社会学
 2 相対化とは別の場所へ──「構築主義批判・以後」報告をめぐって
 3 構築主義が作る社会──共同性から公共性へ?
 4 もうひとつの問いかけ

第8章 「スポーツする身体」と「教える/学ぶ身体」の交わるところ──スポーツと体罰をめぐるふたつの問題系
 1 はじめに──ふたつの身体と暴力
 2 「スポーツする身体」と暴力──エリアスの問題系
 3 「教える/学ぶ身体」と暴力──ベイトソンの問題系
 4 「スポーツを教える身体」と暴力──いくつかの問題提起

第9章 共同体の外に立つ──「日本の社会学理論」と「普遍」についての試論
 1 日本の社会学を英語で伝える──三つのエピソードから
 2 物差しをつくり直す──ジラールと作田のあいだ
 3 共同体の外に立つ──普遍を書き換える普遍/普遍を突き破る普遍


あとがき
参考文献
索  引

著者プロフィール

奥村 隆(オクムラ タカシ)

2017年5月現在 関西学院大学社会学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。