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出版者情報
宗教とは何か
根源的生命への帰一
発行:ミネルヴァ書房
A5判
488ページ
定価
6,500円+税
- 書店発売日
- 2016年12月10日
- 登録日
- 2016年11月12日
- 最終更新日
- 2016年11月12日
書評掲載情報
2017-01-08 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
宗教は自己を超える大いなるものへの畏怖と帰一の感情である。この原初的な宗教感情を、原始宗教や古代宗教の底流に見、宗教が誕生してくる源泉を探る。より高度な宗教的世界観を創造した仏教やキリスト教など高度宗教は、この宗教感情を、死や苦、罪や悪の自覚を通してより深めた。あらゆる宗教に一貫して流れる宗教的真実の意味を理解し、宗教の本質について考察する。生命論的世界観からの宗教の解釈。
目次
[宗教とは何か―古代世界の神話と儀礼から]
プロローグ 宗教の本質の探求
第一章 大いなるものへの畏怖
1 大自然への畏怖
2 死の自覚
3 原始宗教
4 宗教とは何か
第二章 大地と生命
1 生 成
2 豊 穣
3 死
4 再生と循環
第三章 死と再生
1 魂と肉体の分離
2 冥界の諸相
3 生と死の連続
第四章 生成と創造
1 混沌からの生成
2 生成の弁証法
3 創造と再生
第五章 儀礼と象徴
1 宇宙の循環と農耕牧畜儀礼
2 古代の密儀
3 儀礼の意味
第六章 罪と悪の自覚
1 混沌と秩序
2 罪と罰
3 原罪と審判
4 赦しと救い
エピローグ 宗教と日本人
註
主な参考文献
あとがき
[続・宗教とは何か―仏教とキリスト教の思想から]
まえがき
第一章 解脱の世界
1 死と無常
2 苦と業
3 解 脱
4 根源的生命
5 相互連関
6 生成と迷い
第二章 救いの世界
1 罪と悪
2 救 い
3 絶対と相対
4 愛と命
5 煩悩と救い
人名・語句解説
主な参考文献
あとがき
[付 論]
輪廻転生の思想
親鸞と現代
後 記
上記内容は本書刊行時のものです。