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例外時代 マルク・レヴィンソン(著/文) - みすず書房
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例外時代 高度成長はいかに特殊であったのか

発行:みすず書房
四六判
368ページ
定価 3,800円+税
ISBN
9784622086536
Cコード
C0033
一般 単行本 経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年10月20日
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書評掲載情報

2018-01-14 読売新聞  朝刊
評者: 鈴木幸一(インターネットイニシアティブ会長CEO)
2018-01-13 日本経済新聞  朝刊
評者: 奥村洋彦(学習院大学名誉教授)

紹介

多くの人が望む高度成長は、ふたたび訪れるのだろうか?
本書は、第二次世界大戦後の高度成長期がむしろ「例外」であり、現状の低成長こそが「平常」経済であるという見方を、戦後史を丹念にたどることで、裏づけていく。
戦後ブームからオイルショックへ、そしてそこから生まれたオイルマネーによる金融危機と政治の右転――1940年代から80年代にかけてのこの巨視的な構図のうえに、西ドイツ経済の黎明期をリードした経済相カール・シラー、FRB議長として1970年代のインフレに対峙したアーサ・バーンズ、OPECを主導したサウジアラビア石油相アハマド・ザキ・ヤマニ、規制緩和を進めたニクソン、フォード政権の米財務長官ウィリアム・サイモンといった、意外な人物を細密に描写することで、一つの原因では説明しつくせない経済の実相が明らかにされる。そこから見えてくるのは、左右を問わない、経済に対する政治の無能な姿だ。
長期的視点で、世界経済を把握するために必須の一冊。

目次

はじめに

第1章 新しい経済学
第2章 魔法の四角形
第3章 混沌
第4章 揺らぐ信念
第5章 大スタグフレーション
第6章 ゴールド・ボーイズ
第7章 割り当てと愛人と
第8章 輸出マシーン
第9章 夢の終わり
第10章 右への転換
第11章 サッチャー
第12章 社会主義最後の抵抗
第13章 アメリカに昇る朝日
第14章 失われた一〇年
第15章 新しい世界

謝辞
原注
索引

著者プロフィール

マルク・レヴィンソン  (マルク レヴィンソン)  (著/文

エコノミスト、歴史家。専門はビジネスと金融。『エコノミスト』誌の経済学および金融エディターを務めた。ニューヨークの銀行でエコノミストとして勤務した後、外交問題評議会で国際ビジネスのシニア・フェロー。著書『コンテナ物語――世界を変えたのは「箱」の発明だった』(日経BP社、2007)『例外時代――高度成長はいかに特殊であったのか』(みすず書房、2017)ほか。

松本裕  (マツモトユウ)  (翻訳

翻訳者。訳書 マハジャン『アフリカ 動きだす9億人市場』(2009、英治出版)ウッドマン『フェアトレードのおかしな真実――僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た』(2013、英治出版)ディートン『大脱出――健康、お金、格差の起原』(2014、みすず書房)外山健太郎『テクノロジーは貧困を救わない』(2016、みすず書房)トンプソン『どうしても欲しい!――美術品蒐集家たちの執念とあやまちに関する研究』(河出書房新社、2017)レヴィンソン『例外時代――高度成長はいかに特殊であったのか』(みすず書房、2017)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。