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出版者情報
1995年1月・神戸 : 「阪神大震災」下の精神科医たち
発行:みすず書房
縦210mm
263ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1995年3月
- 登録日
- 2016年6月3日
- 最終更新日
- 2016年6月3日
書評掲載情報
2017-05-20 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 遠藤勝裕(日本学生支援機構理事長) |
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紹介
半ば火にあぶられたオリーヴの木、水分をしたたかに含んだこの一本のオリーヴが、火元の病院から風下の家を守った。「この木のおかげで私の家は焼けなかったのですよ」と狭い小路からおばさんが出てきて言った。この病院の47名の患者と院長の母堂とは、当直医1名ナース2名他1名より成る職員の努力で、全員救出された。
目次
震災下の精神科救急
阪神大震災・神戸大精神科を応援して-九大精神科の場合
災害がほんとうに襲った時
被災地のカルテ
心的外傷反応に対処する-心理教育的アプローチの試み
震災私記-非日常と日常とをつなぐもの
震災後の清明寮にて
阪神大震災における看護部の対応-特にメンタルヘルス・ケアの観点から
災害時の院長日記
それぞれの場所で〔ほか〕
上記内容は本書刊行時のものです。