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愛憎が丘
新書判
160ページ
定価
657円+税
- 書店発売日
- 2017年4月28日
- 登録日
- 2017年3月10日
- 最終更新日
- 2017年3月10日
紹介
天涯孤独となった娘はやがて、
血の繋がらない兄と出会い、恋を知った。
養子のメレディスがようやく見つけた実の母は、
親子の名乗りをあげてまもなく、重い病で帰らぬ人となった。
だが、娘の存在を知らない実の父がまだ健在だとわかると、
彼女はルーツを探るため、素性を隠して父の住む地に求職広告を出した。
首尾よく、さる屋敷で雇われることになるが、
そこにはメレディスの心をかき乱す男性が暮らしていた。
名をガレスというその人は、彼女の血の繋がらない兄だったのだ!
ガレスは彼女の亡き母を嫌い、先の訃報にも安堵したと言い放つ。
人知れずメレディスは傷つき、腹を立てた――義兄のひどい言葉に。
そして、そんな彼を憎からず思ってしまう自分に。
ハーレクインの草創期にイマージュで活躍した大作家E・サマーズが遺した、未邦訳の古き良き物語を掘り起こしてお届けいたします。愛憎織りなす丘で繰り広げられる、孤独な娘と義理の兄の恋模様を、1970年代のクラシックな雰囲気とともにお楽しみください。
上記内容は本書刊行時のものです。