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聖母と嘆きのギリシア富豪
新書判
224ページ
定価
657円+税
- 書店発売日
- 2017年7月14日
- 登録日
- 2017年5月10日
- 最終更新日
- 2017年5月10日
紹介
わたしは単なる代理母――なのに、
おなかの子も、彼も愛し始めている。
ジョージアは宣教師の両親を不慮の事故で亡くし、
妹を養うため、自ら卵子提供して代理母となる道を選んだ。
契約相手は子どもの父となるギリシアの大富豪ニコス・パノス。
妊娠6カ月を迎えたころ、ニコスから驚きの連絡があった。
生まれてくる子どもにギリシアの市民権を与えるために、
彼の住むエーゲ海の孤島へ渡り、そこで出産しろというのだ。
追加の報酬さえあれば、もう妹の将来を心配しなくて済む――
専用機で島に飛び、初めてニコスと対面したジョージアだったが、
図らずも彼の美しさと、その身にまとう孤独の影に心奪われ……。
初対面の男性との赤ちゃんをすでに宿しているヒロイン、その複雑な心境やいかに? 屈指の実力派、ジェイン・ポーターだからこそ描けるドラマティックでムード満点のロマンスは、“これぞHQロマンス”と思わせる会心の出来です。
上記内容は本書刊行時のものです。