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やさしいねこ 太田 康介(著/文) - 扶桑社
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やさしいねこ (ヤサシイネコ)

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発行:扶桑社
A5判
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-594-07834-8   COPY
ISBN 13
9784594078348   COPY
ISBN 10h
4-594-07834-6   COPY
ISBN 10
4594078346   COPY
出版者記号
594   COPY
Cコード
C0076  
0:一般 0:単行本 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年8月17日
最終更新日
2017年9月28日
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紹介

まわりの猫にいじめられ続けた、“弱虫”ぽーの物語。

ある日、著者の太田康介氏は自宅近くでブサイクな野良猫を見かけました。殺処分や事故死など、増えすぎてこれ以上不幸な猫を増やさないようにと、太田氏はその野良猫にTNR(捕獲、不妊手術、元に戻す)を実行。一代限りの“地域猫"として見守っていきます。

しっぽに特徴があったので「ぽー」と名づけられたその猫は、他の猫に交じって餌を食べには来ますが、他の猫が食べ終わるのを陰でじっと待っている遠慮がちな猫でした。

その体はいつも汚れ、傷ついていました。実は、ぽーは“町内最弱"で、まわりの猫たちからいじめられ続けていたのです。太田氏はそれを見ていたたまれず、ぽーを家猫として迎えました。

すると、今度は家の中の猫にもいじめられるぽー。それでもぽーは、少しずつ先住猫たちの心を開いていきました。さらには新たに保護した子猫の世話も始め、太田家にはなくてはならない存在となっていったのです。

深谷かほる氏の漫画『夜廻り猫』(講談社)で描かれて注目を浴びた、このやさしい猫「ぽー」の物語を綴った写真エッセイ。ぽーを描いた深谷氏の漫画も2本収録。

著者プロフィール

太田 康介  (オオタヤヤスケ)  (著/文

コソボやアフガニスタン、カンボジアなどを撮る戦場カメラマンとして活躍。東日本大震災後は、原発周辺に取り残された家畜やペットの写真を撮るとともに、飼い主のいない猫のTNR(地域猫化)と給餌活動を続けている。著書に『のこされた動物たち』『待ちつづける動物たち』(飛鳥新社)『うちのとらまる』(辰巳出版)など

上記内容は本書刊行時のものです。