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寛容論争集成・上
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年11月
- 書店発売日
- 2013年11月18日
- 登録日
- 2013年10月16日
- 最終更新日
- 2019年4月10日
紹介
キリスト教新旧諸派間の激烈な争いに見舞われた17世紀後半、寛容をめぐってベールの周囲で闘わされた政治・神学論争のうち、代表的な著作を精選。上巻には、デュイソー、オーベール・ド・ヴェルセ、バナージュ・ド・ボーヴァル、パパン、ル・セーヌ、ジュリュー、ユエの諸論考を収録。近世ヨーロッパ世界の世俗化の背景をなす、信仰と暴力、異端と自由をめぐる思想のドキュメント。上下2分冊。
目次
まえがきと凡例
イザーク・デュイソー『キリスト教の合同、または、ただひとつの信仰告白のもとにすべてのキリスト教徒を再統合する方法』(一六七〇年)
ノエル・オーベール・ド・ヴェルセ『平和的プロテスタント、または教会平和論』(一六八四年)
アンリ・バナージュ・ド・ボーヴァル『宗教の寛容』(一六八四年)
イザーク・パパン『信仰を真の原理に還元し、正しい限界内に収む』(一六八七年)
シャルル・ル・セーヌ『種々の宗教問題に関する対話、意見を異にするキリスト教徒が互いにすべき寛容を示す──抄』(一六八七年)
ノエル・オーベール・ド・ヴェルセ『良心の自由、または、民の宗教に対する主権者の権威について ジュリュー殿が『法王教史』と『教会の体系』で採用したホッブズ、スピノザの不敬な格率に対置する』(一六八七年)
ピエール・ジュリュー『良心と君主という宗教問題における二つの主権者の権利について 宗教的無差別と普遍的寛容というドグマを破壊するために 『〈強いて入らしめよ〉という譬の言葉に関する哲学的註解』と題する書を駁す』(一六八七年)
ジェデオン・ユエ『スイスからオランダへの手紙』(一六九〇年)
ジェデオン・ユエ『真の寛容論者のための弁明』(一六九〇年)
ジェデオン・ユエ『寛容論者の弁明者のための弁明』(一六九〇年)
著者紹介
訳註
上記内容は本書刊行時のものです。