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決定版 西欧の衝撃と日本 平川祐弘(著/文) - 勉誠出版
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平川祐弘決定版著作集5

決定版 西欧の衝撃と日本

発行:勉誠出版
A5判
384ページ
定価 4,800円+税
ISBN
9784585294054
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他

出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年9月24日
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書評掲載情報

2017-01-22 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 平川祐弘(東京大学名誉教授)

紹介

16世紀以来のヨーロッパの膨張は、19世紀に至って地球大の運動となり、軍事力、技術力、組織力で圧倒的な優位に立つ西洋は非西洋に深刻な衝撃を与えた。
日本をはじめとする非西洋は、西洋文明という異質の文明の衝撃に対応して、脱皮することを余儀なくされ、西洋がリードしつつあったグローバルな世界史の中へ抜き差しならぬ関係で組みこまれていった。
外圧と対応の関係の中で展開された近代日本の歴史に焦点をしぼり、シンボリカルな史実や人物をとりあげて比較文化史的なアプローチを試みる。

目次

1 イエズス会士や商人たち―膨脹するヨーロッパ
2 東西両洋の試験制度―勤勉の伝統と近代化の起動力
3 尊王攘夷と開国和親―明治維新と群集心理
4 幕末維新の渡航者たち―攘夷、親米、反米の心理
5 西と東のナショナリズム―明治日本の庶民の心
6 ロシヤにこだまする「黄禍論」―西洋帝国主義者のアジア観
7 乃木将軍と森鴎外―西欧化日本と和魂の行方
8 非西洋の近代化とその焦り―国民感情と国家理性
9 軍人の栄辱―日本における国家主義と国際協調主義
10 クローデルの天皇観―日本のこころを訪れる眼
あとがき―比較文化史的アプローチ
解説 仙北谷晃一
解説 芳賀徹
解説 大世界史の先駆者 山中由里子
著作集第5巻に寄せて―歴史学へのめざめ 平川祐弘

著者プロフィール

平川祐弘  (ヒラカワ スケヒロ)  (著/文

著書に『和魂洋才の系譜』(河出書房)、『謡曲の詩と西洋の詩』(朝日新聞社)、『小泉八雲』(新潮社)、『東の橘 西のオレンジ』(文藝春秋社)、『平和の海と戦いの海』(新潮社)、『進歩がまだ希望であった頃―フランクリンと福沢諭吉』(新潮社)、『漱石の師マードック先生』(講談社)。訳書にダンデ『神曲』(河出書房)、サンソム『西欧世界と日本』(筑摩書房)など。

上記内容は本書刊行時のものです。