版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
a:9:{s:12:"shoshi_title";s:30:"戦時上海グレーゾーン";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-585-22671-0";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:644:"40を超える国の人びとが居住していた国際都市・上海は、1937年8月の侵攻によって、日本の占領下におかれた。それから終戦まで、日本人は、中国人は、世界各国から上海にたどり着いた人びとは、どのような政治的・文化的な空間に置かれたのか。戦時期の上海を、人びとが出会い、交流し、接触する「場」=コンタクト・ゾーンとして捉え直し、敵/見方、支配/被支配、抵抗/協力といった二項対立によって色分けをすることのできない、複雑な関係のあり様を考察する。 ";s:6:"author";s:33:"堀井弘一郎(編集)…他1名";s:10:"publishers";s:12:"勉誠出版";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"勉誠出版";s:12:"release_date";i:1485788400;}

アジア遊学205

戦時上海グレーゾーン

歴史・地理 ラノベ

堀井弘一郎(編集), 木田隆文(編集)
発行:勉誠出版

A5判   240頁 
定価 2,400円+税

ISBN 978-4-585-22671-0   C1322

書店発売日 2017年1月31日
登録日 2017年1月25日

このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

40を超える国の人びとが居住していた国際都市・上海は、1937年8月の侵攻によって、日本の占領下におかれた。それから終戦まで、日本人は、中国人は、世界各国から上海にたどり着いた人びとは、どのような政治的・文化的な空間に置かれたのか。
戦時期の上海を、人びとが出会い、交流し、接触する「場」=コンタクト・ゾーンとして捉え直し、敵/見方、支配/被支配、抵抗/協力といった二項対立によって色分けをすることのできない、複雑な関係のあり様を考察する。

目次

はじめに 「抵抗」と「協力」の溶けあう街 堀井弘一郎

Ⅰ 【政治・経済】〈抵抗〉と〈協力〉のダイナミクス
上海を統治する―汪兆銘政権の人々 関智英
戦時下における上海共同租界行政―工部局をめぐる日英の対立 藤田拓之
中支那振興株式会社とは何か―華中蚕糸公司を事例として 髙綱博文
日中戦争期の上海永安企業における企業保全 菊池敏夫
劉鴻生の戦時事業展開―社内人材と外部人脈 上井真
【コラム】朝鮮人コミュニティ 武井義和
【コラム】経済史の視点からみた戦時上海の「グレーゾーン」 今井就稔

Ⅱ 【社会・文化】日本統治下に生きる
日中戦争と洋食・洋菓子文化 岩間一弘
上海に生きた東亜同文書院生―上海日本人社会の一側面 広中一成
日本人居留民と東西本願寺 川邉雄大
上海の日中キリスト教ネットワーク―その交錯と相克 石川照子
【コラム】上海自然科学研究所と陶晶孫 鈴木将久
【コラム】上海画廊を通り抜けた画家たち 大橋毅彦
【コラム】内山完造と「大陸賞」 呂慧君

Ⅲ 【言論・メディア】戦時上海を語る〈声〉
中日文化協会上海分会と戦時上海の翻訳事業―武田泰淳「上海の螢」を手掛かりとして 木田隆文
川喜多長政と戦時上海・中国 妟妮
「親日」派華字紙『中華日報』の日本批判 堀井弘一郎
田村(佐藤)俊子から左俊芝へ、戦時下・上海『女声』における信箱―「私たち」の声のゆくえ 山﨑眞紀子
上海日僑管理処発行『導報』誌の中の日本人たち―内山完造・海野昇雄・林俊夫(三木七石) 渡邊ルリ
【コラム】戦時下上海の暗く寒い冬―阿部知二の中国滞在 竹松良明
【コラム】張愛玲と日本文化 邵迎建

著者プロフィール

堀井弘一郎(ホリイ コウイチロウ)

日本大学非常勤講師。専門は日中関係史。
主な著書に、『汪兆銘政権と新国民運動―動員される民衆』(創土社、2011年)、『「満州」』から集団連行された鉄道技術者たち―天水「留用」千日の記録』(創土社、2015年)、共著に、『戦時上海のメディア―文化的ポリティクスの視座から』(研文出版、2016年)などがある。

木田隆文(キダ タカフミ)

奈良大学准教授。専門は日本近代文学。
主な論文に、「武田泰淳『中秋節の頃(上)』の周辺―日本統治下上海における邦人文学界の状況」(『日本近代文学』第85集、2011年11月)、「汪兆銘政権勢力下の日本語文学―詩人・池田克己の活動を通じて」(『戦間期東アジアの日本語文学』勉誠出版、2013年8月)、「日本統治下上海における文学的グレーゾーン―長江文学会/上海文学研究会の動向から」(『〈外地〉日本語文学への射程』双文社出版、2014年3月)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。