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鎌倉を読み解く
中世都市の内と外
発行:勉誠出版
四六判
242ページ
定価
2,800円+税
- 書店発売日
- 2017年10月15日
- 登録日
- 2017年10月5日
- 最終更新日
- 2017年10月5日
紹介
都市鎌倉が形成されていく過程、そこを往来する人々の営み、都市におけるさまざまな「場」が有する意味や機能―。
文献史学・考古学の諸史料を紐解き、中世鎌倉の内実を明らかにし、また、外部との関わりの諸相を検討することで、東国における中枢都市として展開した鎌倉の歴史的意義を読み解く。
目次
巻頭言
序 章 都市鎌倉研究の現在
はじめに
第一節 それまでの鎌倉
第二節 鎌倉の都市域
第三節 鎌倉の葬送
第四節 都市の広がり
おわりに
第一章 成立期鎌倉のかたち―鎌倉の道・館・寺―
はじめに
第一節 鎌倉の道と館
第二節 鎌倉の寺社
おわりに
第二章 移動する武士たち―田舎・京都・鎌倉―
はじめに
第一節 娘を愛してしまった父親の話
第二節 謀書を認めてしまった男の話
第三節 花押を据えなかった在庁官人の話
おわりに
第三章 都市の地主―「浄光明寺敷地絵図」にみる中世鎌倉の寺院―
はじめに
第一節 「浄光明寺敷地絵図」をよむ
第二節 都市における重層的土地所有
おわりに
第四章 北条政子の居所とその政治的立場
はじめに
第一節 源頼朝・頼家期
第二節 源実朝期
第三節 源実朝没後
おわりに
第五章 都市鎌倉における永福寺の歴史的性格
はじめに
第一節 永福寺の成立
第二節 二つの薬師堂
第三節 三つの性格
おわりに
第六章 鎌倉幕府の大将軍
はじめに
第一節 鎌倉時代前半の大将軍
第二節 異国征伐の大将軍
第三節 西国へ向かう大将軍
第四節 鎌倉を守る大将軍
おわりに
おわりに
初出一覧
あとがき
索 引
上記内容は本書刊行時のものです。