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水中文化遺産
海から蘇る歴史
発行:勉誠出版
A5判
256ページ
定価
2,800円+税
- 書店発売日
- 2017年6月30日
- 登録日
- 2017年6月6日
- 最終更新日
- 2017年6月6日
書評掲載情報
2017-07-16 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 坂詰秀一(考古学者) |
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紹介
新しいフィールドの出現―。
現代の科学技術の進展が海底調査を可能にし、新たな発見が続出している。
沈没船や出土品が物語る人々の交流と衝突、海に沈んだ遺跡群から浮かぶ人々の営み、そしてお宝を漁るトレジャー・ハンターたち…。
最新の科学的知見を交えながら、水中文化遺産研究の最前線を伝える。
目次
まえがき 林田憲三
第Ⅰ部 沈没船から辿る―交流と衝突の歴史
南洋群島の水中戦争遺跡―パラオの事例 石村智
元寇沈没船を探る―日本・ベトナムにおける調査 佐々木蘭貞
海域東アジア史と航洋船の造船史―海事考古学によるアプローチ 木村淳
第Ⅱ部 アジアの海底から―出土品研究
ベトナムにおける水中考古学の研究と課題 菊池誠一
タイ水中考古学調査 向井 亙
フィリピン、パンダナン島沖沈船遺跡出土の土器について 田中和彦
「テクシン・カーゴ」への疑義―マイケル・ハッチャーの策謀 坂井隆
第Ⅲ部 多角的視野から見る―研究の現在
大深度水中考古学の可能性を拓く水中技術 近藤逸人
水中文化遺産をめぐる日中韓の行政比較―「周知の埋蔵文化財包蔵地」を焦点に 中田達也
水中文化遺産としての石干見 岩淵聡文
執筆者一覧
上記内容は本書刊行時のものです。