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科学の本質と多様性 ジル=ガストン・グランジェ(著/文) - 白水社
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科学の本質と多様性 (カガクノホンシツトタヨウセイ)

新書
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発行:白水社
新書判
176ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-560-51016-2   COPY
ISBN 13
9784560510162   COPY
ISBN 10h
4-560-51016-4   COPY
ISBN 10
4560510164   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C1210  
1:教養 2:新書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年8月29日
最終更新日
2017年10月10日
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紹介

科学の現場のダイナミズムに迫る
 本書は、「科学とは何か」という極めて大きな問題を巡る、ほぼ半世紀にわたる著者の議論のエッセンスを、分かりやすくまとめたものである。
 20世紀における科学の急激な発展と、それが引き起こした倫理的諸問題の考察からはじまり、科学には限界があるか、他の形態の知とどのような関係を保たなければならないのだろうかという問いに答えようと試みる。
 本書の軸となる章では、科学の対象が異なるのに応じて用いられる方法も多様になるが、この多様性によって提起される問題の柔軟性にもかかわらず、科学の内に見出される統一性とは何を意味しているのか、そして、数理科学と経験科学という科学的知識の二つのタイプの対象および方法の相違、それらの間の関係が論じられる。

著者プロフィール

ジル=ガストン・グランジェ  (グランジェ)  (著/文

1920生まれ。高等師範学校卒業。レンヌ大学教授、コレージュ・ド・フランス教授等を歴任後、コレージュ・ド・フランス名誉教授となる。現代フランスの科学認識論・科学哲学の第一人者。2016年逝去。主な著書に、『形式的思考と人間の科学』、『様式の哲学の試み』、『アリストテレスの学問理論』、『言語と認識論』、『検証』、『形式・操作・対象』、『非合理的なもの』、『空間についての思想』、『科学と実在』(以上未邦訳)、『理性』(文庫クセジュ、1956年)、『哲学的認識のために』(法政大学出版局、1996年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。