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近東の地政学 アレクサンドル・ドゥフェ(著/文) - 白水社
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近東の地政学 (キントウノチセイガク) イスラエル、パレスチナ、近隣のアラブ諸国 (イスラエルパレスチナキンリンノアラブショコク)

新書
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発行:白水社
新書判
162ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-560-51011-7   COPY
ISBN 13
9784560510117   COPY
ISBN 10h
4-560-51011-3   COPY
ISBN 10
4560510113   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C1225  
1:教養 2:新書 25:地理
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年2月24日
最終更新日
2017年3月28日
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紹介

地政学でみる肥沃の三日月地帯
 著者は、「近東」を地政学の中心に位置づける。中東のなかでも中心的部分でありながら、紛争と緊張の舞台となったその地域を、改めて全体とは区別している。そこでは局地的な立役者たちの構想に、相反する構想がぶつかりあう。複雑な展望のなかで、一方では地域的な狙いから世界的規模の戦略的目標をもち、他方では社会、文化、宗教において極度に対立的で個性的な信念や観念を抱きながら、それらの展望を組み合わせる。
 本書の第一部では、そうしたさまざまな展望を分析する。展望の多様性、非妥協的な外面、そこから生まれる力関係と紛争。それらは上古の時代から現代にいたるまでにつくりあげられた物質的かつ観念的構造において見出されるのである。これらについては第二部で検討していく。

著者プロフィール

アレクサンドル・ドゥフェ  (ドゥフェ)  (著/文

イスラエル駐在フランス大使館文化・科学・技術協力部顧問、テルアビブの在フランス学院院長を経て、現在、高等師範学校(ENS)戦略地政学センター教授。著書に『近東を理解するために』(Guéna-Barley)、『地政学』(Que sais-je ?、いずれも未邦訳)がある。

幸田 礼雅  (コウダ ノリマサ)  (翻訳

1939年生まれ。1966年東京大学仏文科卒業。主要訳書にR・エスコリエ『ドーミエとその世界』(美術出版社)、 A・フェルミジエ『ロートレック』(美術公論社)、ヘンリー・H・ハート『ヴェネツィアの冒険家』(新評論)、C・カプレール『中世の妖怪、悪魔、奇跡』(新評論)、ジャン=ロベール・ピット『ワインの世界史』(原書房)、T・ランツ『ナポレオン三世』、G・ミノワ『ガリレオ』、P・ギショネ『イタリアの統一』、J・ユレ『シチリアの歴史』、J.-J.マッフル『ペリクレスの世紀』、J.-J.ベッケール『第一次世界大戦』、J・テュラール『クレタ島』(以上、白水社文庫クセジュ)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。