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ラブ・ゲーム エリザベス・ウィルソン(著/文) - 白水社
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ラブ・ゲーム テニスの歴史

発行:白水社
四六判
418ページ
定価 3,800円+税
ISBN
9784560095140
Cコード
C0075
一般 単行本 体育・スポーツ

出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年8月27日
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書評掲載情報

2017-01-22 東京新聞/中日新聞  朝刊

紹介

フローラン・ダバディ氏推薦!
 テニスにおいて「ラブ」はゼロを表わす。その由来には諸説あるが、テニスが社会的にもロマンチックな意味でも「ラブ・ゲーム」と呼ばれる所以である。
 他方、この厄介な言葉のせいでしばしば「女々しい」イメージもつきまとう。社会学を専門とする著者がこの点に着目しながら、テニスの興味つきない歴史を紐解く注目の1冊。
 第1部では、発祥から19世紀を経て20世紀前半までのテニス史を、当時の時代背景や先駆的な選手たちと絡めて概観する。第2部では第二次世界大戦後のテニスを扱い、オープン化に至るまでの流れ、性差別や人種問題などが論じられ、とりわけ選手の同性愛についての議論は興味深い。第3部では70年代以降、企業と結びつき、テレビ中継によって娯楽として根付いてから、80年代にテニスブームが去った後、現在までの流れを追う。
 各章では、ランラン、チルデン、ペリー、マスケル、キングら往年の名選手をはじめ、マッケンローやボルグ、エバート、ナブラチロワからフェデラー、ナダル、ジョコビッチといった近年のスター選手も登場し、テニス史を彩る。組織改革や技術革新などテニス界の内部事情のみならず、テニスの抱える意外な矛盾などユニークな指摘も多い。テニスファン必読の1冊。

著者プロフィール

エリザベス・ウィルソン  (ウィルソン)  (著/文

オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジ卒。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ロンドン大学バークベック校でも学ぶ。フェミニズム、ファッション、都市文化に関する多数の著作がある。1996年から2001年までロンドン・メトロポリタン大学で社会学を講じ、2004年から2013年までロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(ロンドン芸術大学)で客員教授を務めた。2001年よりロンドン・メトロポリタン大学名誉教授。

野中 邦子  (ノナカ クニコ)  (翻訳

1950年生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。翻訳家。主要訳書にプリンプトン『トルーマン・カポーティ』(新潮社)、ラーソン『悪魔と博覧会』(文藝春秋)、フレイザー『マリー・アントワネット』(早川書房)、ヘンライ『アート・スピリット』(国書刊行会)、ホープ『ロンドン 食の歴史物語』、ハストヴェット『フェルメールの受胎告知』、マングェル『図書館 愛書家の楽園』『奇想の美術館』『読書礼讃』、スパーリング『マティス 知られざる生涯』(以上、白水社)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。