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ビリー・ザ・キッド全仕事 マイケル・オンダーチェ(著/文) - 白水社
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ビリー・ザ・キッド全仕事 (ビリーザキッドゼンシゴト)

新書
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発行:白水社
新書判
216ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-560-07213-4   COPY
ISBN 13
9784560072134   COPY
ISBN 10h
4-560-07213-2   COPY
ISBN 10
4560072132   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0297  
0:一般 2:新書 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年2月24日
最終更新日
2017年3月28日
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紹介

血は死ぬまでおれについてまわった首飾りだ
 左利きの拳銃、強盗や牛泥棒を繰り返し、21人を手にかけた殺人者にして、多くの女たちに愛された伊達者――西部の英雄ビリー・ザ・キッドの短い生涯は数々の伝説に彩られている。友人にして宿敵の保安官パット・ギャレット、のっぽの恋人アンジェラ・D、無法者仲間でライフルの名手トム・オフォリアードら、ビリーをめぐる人々。流浪の日々と束の間の平和、銃撃戦、逮捕と脱走、そしてその死までを、詩、散文、写真、関係者の証言や架空のインタビューなどで再構成。ときに激しい官能、ときにグロテスクなイメージに満ちた様々な断片を集め、多くの声を重ねていく斬新な手法でアウトローの鮮烈な生の軌跡を描いて、ブッカー賞作家オンダーチェの出発点となった傑作。カナダ総督文学賞受賞。作品の成り立ちを作者自ら振り返った2008年版「あとがき」を追加収録。

著者プロフィール

マイケル・オンダーチェ  (オンダーチェ)  (著/文

1943年生まれ。カナダの作家。詩人として出発し、西部のアウトローの伝記に取材した『ビリー・ザ・キッド全仕事』(70)で詩と小説の融合を試み、カナダ総督文学賞を受賞。『イギリス人の患者』(92)ではブッカー賞受賞、映画化もされて世界的人気を博した。他に『ライオンの皮をまとって』『アニルの亡霊』『ディビザデロ通り』『名もなき人たちのテーブル』などの邦訳がある。

福間 健二  (フクマ ケンジ)  (翻訳

1949年、新潟県生まれ。詩人・映画監督、首都大学東京名誉教授。2011年、詩集『青い家』で萩原朔太郎賞と藤村記念歴程賞をダブル受賞。その他の著書に『福間健二詩集』(思潮社)、『会いたい人』(思潮社)、『佐藤泰志 そこに彼はいた』(河出書房新社)、訳書にマイケル・オンダーチェ『ライオンの皮をまとって』(水声社)、リチャード・ブローティガン『ブローティガン 東京日記』(平凡社)、映画監督作品に『わたしたちの夏』『あるいは佐々木ユキ』『秋の理由』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。