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幸せをつかむ力 落合篤子(著/文) - 日本評論社
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幸せをつかむ力 (シアワセヲツカムチカラ) はじめ塾80年のキセキ (ハジメジュクハチジュウネンノキセキ)

教育
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発行:日本評論社
四六判
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-535-58649-9   COPY
ISBN 13
9784535586499   COPY
ISBN 10h
4-535-58649-7   COPY
ISBN 10
4535586497   COPY
出版者記号
535   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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目次

プロローグ
 教育の原点を求めて

第1章 はじめ塾の24時間

 1 はじめ塾の朝
  早朝の食事当番──台所が子どもを育てる
  朝の読経──正坐をして自分と向き合う
  掃除──「教える」のではなく「伝える」教育
  朝食──全員そろって食卓を囲む
  学校に行く子どもたちと、行かない子どもたち

 2 はじめ塾の昼
  畑が人を育てる──全力を出し切る農作業の意味

 3 はじめ塾の夜
  台所と食卓──全員で料理を作り、食べる喜び
  はじめ塾の学習──自分で学ぶ姿勢を身につける
  一つ屋根の下で眠る安心

第2章 はじめ塾はこうして問題を解決してきた

 1 塾で芯から生まれ変わる子どもたち

 2 さまざまな問題を乗り越えて
  [ケース1] 不登校の少年が医師になる夢をつかんだ転機
  [ケース2] 学校以外の場所で生き方を見つける
  [ケース3] エリートコースの挫折者が生まれ変わる
  [ケース4] 親を乗り越えていく子どもたち
  [ケース5] さまざまな大人との出会いが人生を変える
  [ケース6] 思春期の母子密着を引き離す
  [ケース7] 発達障がいの子どもを理解する
  [ケース8] 学校で孤立しがちな子どもに寄り添う

 3 はじめ塾の考え方
  子どもたちに「過去」を聞かない
  昼夜逆転生活からの脱出は最初の一歩
  子どもは心で感じてくれる人を求めている
  真に不登校を克服したときに出る言葉

 4 親たちへのアドバイス
  いじめの被害を受けたとき親が打つべき手
  「大切なもの」をこそ手放す

第3章 はじめ塾80年のあゆみ

 1 はじめ塾の誕生──創始者で初代塾長の重正
  母親公認の不登校
  死を直前にして、花の輝きに魅せられて
  自給自足の寄宿教育
  生きる悩みを抱える若者たちの道しるべとして

 2 子どもたちの生命力とカンを育む教育──二代目塾長・重宏
  寄宿生活教育で生きぬく力を養う
  人生の師との出会い
  教育をするものは百姓をしなさい
  牛の自然放牧に学ぶ
  カンを育てる教育
  子どもたちの変化に寄り添って

 3 アメリカ、ドイツ遊学で人間教育の原点に触れる──三代目塾長・正宏                          
  生活のなかで実体験を積み重ねる
  アメリカ留学でマクロビオティックと出会う
  完全平等主義の学校教育との決別
  ドイツ留学で理想の教育に触れる
  元塾生を伴侶に二人三脚で
  塾生から、頼れるみんなのお母さんへ
  バーチャル時代の子どもたちを育てる
  
第4章 子どもの「生き抜く力」を育てる

 1 3つの「カン」を育てる
  3歳までに「感」を育てる
  4歳から9歳は「勘」を身につける
  先を読み、問題解決をする「観」
  「自分と向き合う」環境が「観」を育てる

 2 食に学ぶ
  食べる喜びが味覚を育てる
  台所は、もうひとつの学校
  穀物菜食料理と子どもたちの健康

 3 通過儀礼の場を作る
  成長の証を認める
  「大人になる準備講座」

 4 自然と触れあう
  「すきま体験」が養う孤独と自信
  危険と隣り合わせの体験が子どもたちを輝かせる
  素手で命に触れる
  畑は命を学ぶ最高の学校

 5 心と身体を整える
  緩急の呼吸を身につける
  調教教育でこびりついた心のサビを落とす

 6 人と共に生きる力を育む
  一人っ子がきょうだいを体験できる場
  障害を持つ少女が教えてくれたこと
  仲良しグループを作らせない
  調教教育から人格教育へ
  一方的な禁止はしない
  力がある子は力のない子を気遣う

 7 幸せの扉を開く「3つの鍵」

第5章 はじめ塾に学ぶ「親の心得21ヶ条」

[はじめ塾から羽ばたいた人々]
  生きる土台を作り上げてくれた……加藤憲一さん(小田原市長)
  不良少年から夢に向かって……桜井拓海さん(大学生)
  行きづまるたびに、はじめ塾で復活の力を得た……川島真司さん(公務員)
  夢に向かって「今を生きる」……小澤菜穂さん(グラフィックデザイナー)
  人生の坂道を越える……池田真人さん(精神科医)
  はじめ塾が授けてくれた人生の財産……緒川美桜さん(会社員)

刊行に寄せて──和田正宏

あとがき

著者プロフィール

落合篤子  (オチアイ アツコ)  (著/文

映像と出版のプロダクション「スーパーサウルス」プロデューサー

上記内容は本書刊行時のものです。