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新法令解釈・作成の常識 吉田利宏(著/文) - 日本評論社
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新法令解釈・作成の常識 (シンホウレイカイシャクサクセイノジョウシキ)

社会科学
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発行:日本評論社
四六判
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-535-52246-6   COPY
ISBN 13
9784535522466   COPY
ISBN 10h
4-535-52246-4   COPY
ISBN 10
4535522464   COPY
出版者記号
535   COPY
Cコード
C3032  
3:専門 0:単行本 32:法律
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年11月1日
最終更新日
2017年4月12日
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紹介

名著『法令解釈の常識』『法令作成の常識』へのリスペクトのもと、現在の法令等の情報に基づき同書の承継を目指す本が誕生!

目次

法令解釈の常識

第一 「法令を解釈する」ということ

 法源

「解釈」する必要性

「解釈」の生じる場所

「いかにも人間らしい行為」の正体

 法令の解釈は誰がどんな場合に行うのか

 立法過程における解釈

 法規的解釈の方法

 その他の法規的解釈の方法

 私人も解釈する

第二 解釈の種類

 文理解釈と論理解釈の関係

 論理解釈の種類

 論理解釈の実例

 解釈を知識として伝える難しさ

第三 解釈の方法

 法律の種類に応じた解釈の方法

 解釈のセンス

 解釈の現実的妥当性

 再び「解釈の種類」を知っていることの意味

 憲法の解釈考

第四 法令間の矛盾を解決するためのルール

一 法令の所管事項の原理

 法令間の矛盾を解決するための四つのルール

 法令の所管事項の原理とは

 国の法令の所管事項

二 法令の形式的効力の原理

 法令の形式的効力の原理の意味

 国の法令の形式的効力

 自治体の法令の形式的効力

 法律と条例との関係

三 後法優越の原理

 後法は前法を破る

 食品衛生法の国庫負担

 議員のとまどい

「わけあり事例」の「わけ」

 前法、後法の判定基準

 「後法優越の原理」が働く範囲

四 特別法優先の原理

「特別法優先の原理」と「後法優越の原理」

 特別法の書きぶり

 特別法の例

 罰則の合理的な読み方

 国家賠償法四・五条の意味

 国家賠償法4条での「民法」

 解釈の苦労を減らす



法令作成の常識

第一 立案の基本態度

 立法すべき問題かどうかの検討

 意識すべき実効性~義務履行の確保~

 意識すべき実効性~内容の妥当性~

「ざる法」を避ける知恵とくふう

 誰にでも分かるものかどうか

「正確さ」における法令用語の役割

「分かりやすさ」を目指す試み

第二 法令の体裁上の諸約束

 国の「公用文」の用字・用語の基準

 国の「法令」の用字・用語の基準

 実物を手元に置こう

 自治体の法令の用字・用語の基準

 文語体、片かな書きの法令の改正

 旧かな遣い、古い送りがななどの改正

 拗音・促音の扱い

 句読点について

 一部改正法

 全部改正法

 縦書き

 題名

 正確性のなかでの「くふう」

 表を使う

 別表を使う

 文字で表しにくいものを規定する

 整理法と整備法

第四 法令立案についての技術

1 公布文・前文・目次など

 公布文

 法令番号

 制定文と前文

 目次

 本則の四部構成

2 総則に置かれる規定

 目的規定

 趣旨規定

 条例や規則での目的規定や趣旨規定

 定義規定

 略称規定

 定義規定との区別

 適用範囲・適用除外の規定

 解釈規定

3 実体的規定の書き方

 時系列の支配

 原則から例外への流れ

 パンデクテン方式

 規制法(許可法)の組立て例

 住民との関係が加わった許可法

 報告の徴収及び立入検査の規定

4 雑則的規定

「財政上の措置」と「国の援助」

「施策の実施状況の公表」など

 事務の区分

 権限の委任

 下位法令への委任規定

 地方公共団体の措置

 主務大臣と主務省令

「聴聞の特例」など

5 罰則規定

 刑法との関係

 刑罰の種類

 罰則立案に当たっての基本的な姿勢

 過料のこと

 刑法総則を踏まえた罰則の書き方

 両罰規定

 罰則の順番

6 附則の書き方など

 附則の規定事項と配置

 施行期日

 法令の有効期限に関する規定

 経過措置規定

 罰則の経過措置

 附則における他法改正の順序

 見直し規定

「理由」の書き方

著者プロフィール

吉田利宏  (ヨシダトシヒロ)  (著/文

元衆議院法制局参事

上記内容は本書刊行時のものです。