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農業のマーケティング教科書
食と農のおいしいつなぎかた
発行:日本経済新聞出版社
四六判
216ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2017年11月7日
- 登録日
- 2017年10月24日
- 最終更新日
- 2017年11月7日
紹介
○農業にマーケティングの必要性が叫ばれて久しい。しかし、関連書は少なく、大半は、単に既存のマーケティング理論を農業に当てはめたものや成功した農業者の事例を紹介したもので、定番書はない。
○著者の岩崎氏は中小企業のマーケティング・経営戦略論で有名だが、東京農大で農業経済学の博士号をとった農業経営の専門家でもある。本書は静岡県立大学岩崎研究室による全国規模の消費者調査、生産者調査のデータベースと、著者自身が携わってきた農の地域ブランド開発や六次産業化の事例を盛り込んだ、農業マーケティングのテキストである。
○消費者は何を求めて「食」を購入するのか、そもそも「品質」とは何か、「おいしさ」を消費者にどう伝えるか。いかにして「強い食のブランド」をつくるかなど、生産者や食ビジネス関係者に関心の高い論点を盛り込む。
○著者は農業高校の学習指導要領にマーケティング科目を入れるためのアドバイスをする一方、全国の農業者のマーケティングや地域ブランド開発の支援も長年行っている。
目次
第1章 農業を再定義しよう
第2章 農業にマーケティング発想を
第3章 品質を決めるのは消費者である
第4章 うまくいっている農家にはどのような特徴があるのか
第5章 どうやって強いブランドをつくるか
第6章 「違い」が価値になる
第7章 どうすれば六次産業化は成功するのか
第8章 農業の体験価値を伝えよう
第9章 さあ、前に踏み出そう!
上記内容は本書刊行時のものです。