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人工知能が変える仕事の未来 野村 直之(著/文) - 日本経済新聞出版社
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人工知能が変える仕事の未来 (ジンコウチノウガカエルシゴトノミライ)

ビジネス
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四六判
488ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-532-32063-8   COPY
ISBN 13
9784532320638   COPY
ISBN 10h
4-532-32063-1   COPY
ISBN 10
4532320631   COPY
出版者記号
532   COPY
Cコード
C3034  
3:専門 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年11月4日
最終更新日
2016年11月18日
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書評掲載情報

2017-01-15 日本経済新聞  朝刊
評者: 藤原裕之(日本リサーチ総合研究所主任研究員)
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紹介

■人工知能の開発はどこまで進んでいて、何ができるようになっているのか。そして何ができないのか。本書は、企業経営者として日夜、人工知能の応用開発の最前線に立ち、経営実務、ビッグデータの利用、マーケティングなど幅広いビジネス分野の事情にも詳しい専門家が、具体的に人工知能を利用したビジネス、仕事の変貌を解説します。

■人間同士の相性判断といったマッチングの新たなサービスの開発から、モノ、カネのマッチング、監視、トラブル処理、医療・ヘルスケア、流通・小売り・営業、運輸(自動車)、製造業、広告・マーケティング、農林水産業、人事・労務など、広範なビジネスでの活用について、実際に開発されつつある技術の進歩の方向性にもとづいて展望します。

■本書は3部構成。第1部でディープラーニングなど人工知能を支える技術やビッグデータ、IoTとの関わり、学習・対話能力の向上と社会生活の変化などについて解説します。第2部では、より具体的にさまざまなビジネス・産業分野における人工知能の応用について解説をします。第3部では、展望編として、世界と比較しての日本の人工知能開発の現状や望ましい利用法について語るとともに、シンギュラリティ論に代表される「人工知能が人類を駆逐する」といったダークイメージを非現実的として退け、人間が高い能力を持つ人工知能と共存するための考え方も述べます。

■著者は、AI技術、ビジネス双方に通じるユニークなバックグラウンドを有する専門家。「人工知能の父」といわれるマービン・ミンスキーらとの研究経験を持ち、第五世代コンピューター、機械翻訳技術の開発に携わった経験、大企業のシステム開発などの実務経験も持ちます。現在、ビッグデータ解析はじめさまざまな先端的なサービスを提供する事業を行うとともに、大学で技術経営の講義を担当、ビッグデータ、人工知能に関する啓蒙的な活動も行っています。

目次

 第Ⅰ部 人工知能が変える10年後の仕事と社会
第1章 AI(人工知能)は、どこまで進歩しているのか

第2章 ホワイトカラーの仕事はどう変わるのか

第3章 IoTと人工知能:広がる連携

第4章 データ解析がもたらす企業経営の変化:“アナリティクス”が支える“事実”に基づく経営

第5章 “認識・認知能力”の高まりがもたらす社会生活の変化

第6章 “学習・対話能力”の高まりがもたらす社会生活の変化

第7章 業界横断、様々な人工知能の開発と機械創作:メディアの将来を中心に

 第Ⅱ部 人工知能が支える10年後のビジネス
第8章 新サービスの開発が始まる

第9章 既存サービスの改善と効率化

第10章 IT化・高度化する製造業

第11章 広告・マーケティングも大きく変化

第12章 農林水産業にも広がる活用の場

第13章 間接業務にも変化の波

 第Ⅲ部 人工知能はどこに向かうのか
第14章 日本のAI開発はどう進めるべきか

第15章 AIと人間の未来:ディープラーニングが人類を駆逐する?

著者プロフィール

野村 直之  (ノムラナオユキ)  (著/文

メタデータ株式会社代表取締役社長
1962年生まれ。1984東京大学工学部卒業、2002理学博士号取得(九州大学)。NECC&C研究所、ジャストシステム、法政大学、リコー勤務をへて、再び法政大学客員教授。2005年、メタデータ(株)を創業。ビッグデータ分析、ソーシャル活用、機微情報の匿名化ソリューションを提供。この間、米マサチューセッツ工科大学(MIT)人工知能研究所客員研究員。

上記内容は本書刊行時のものです。