版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
振り子を真ん中に 私の履歴書 高村 正彦(著/文) - 日本経済新聞出版社
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

受注センター:
注文電話番号:
注文FAX番号:
受注センター②:
注文電話番号:
注文FAX番号:
注文サイト:

振り子を真ん中に 私の履歴書 (フリコヲマンナカニワタシノリレキショ)

社会一般
このエントリーをはてなブックマークに追加
四六判
212ページ
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-532-17628-0   COPY
ISBN 13
9784532176280   COPY
ISBN 10h
4-532-17628-X   COPY
ISBN 10
453217628X   COPY
出版者記号
532   COPY
Cコード
C3031  
3:専門 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年11月2日
最終更新日
2017年12月1日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

2017年8月に日本経済新聞朝刊紙上で連載を終えたばかりの自民党副総裁、高村正彦氏の「私の履歴書」を早くも単行本化する。

現実的平和主義を標榜し外交・安全保障に力を入れて取り組んできた保守の重鎮だけに、96年のペルー日本大使公邸での人質事件解決に向けてのキューバ・カストロ国家評議会議長との交渉、局面局面での中国・韓国側との交渉、ODAの改革、イラク戦争でのアラブ諸国との交渉などなど、重要局面でのエピソードには事欠かず、生々しい体験談や貴重な秘話が満載。

と同時に、一時は派閥の領袖で総裁選に出馬した経験も持つ自民党内では長らくリーダーの一人であり、党内・政権内での残しておきたいエピソードも盛りだくさんで、「当時、このように報道されていたが実は……」という秘話も随所でつまびらかにされる。弁護士出身で党内の理論派としても知られるだけに、集団的自衛権や安保法制について自身の立場を率直に綴ったパートは、現在「保守」を名乗る政治家がどのように考えているかがわかりやすく表れている。

タイトルの「振り子を真ん中に」は高村氏の政治家としてのモットー。本文にもこうある「世の中にはさまざまな主義主張があるが、ともすれば激しい物言いにあおられて、振り子が大きく左右に振れることがある。そのときに振り子を素早く真ん中に戻す。これが政治にとって大切だ」。いろいろなベクトルの動きがうごめく現在の日本の政治を見るうえでも、有意義な書であることは間違いない。

目次

第一章 私の原点

第二章 政界へ

第三章 日本のトラブルシューター

第四章 派閥の領袖として

第五章 振り子を真ん中に

第六章 日本の将来を見据えて

著者プロフィール

高村 正彦  (コウムラマサヒコ)  (著/文

自民党副総裁
1942年生まれ。65年中央大学卒業。68年弁護士登録。80年衆議院議員初当選(現在まで12回連続当選)。94年自社さ3党連立・村山政権で経済企画庁長官として初入閣。以降、外務大臣2回、法務大臣、防衛大臣を歴任。2012年から自民党副総裁。17年9月、衆議院議員を退く。

上記内容は本書刊行時のものです。