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石油を読む〈第3版〉
発行:日本経済新聞出版社
新書判
208ページ
定価
860円+税
- 書店発売日
- 2017年2月17日
- 登録日
- 2017年1月23日
- 最終更新日
- 2017年2月10日
紹介
○原油価格は低迷が続いていたものの、16年後半の原油減産合意は価格反転の機会にもなりうる。アメリカ新大統領のトランプはエネルギー業界に深く入り込んでおり、インフラ投資を推進するとしている。日露の接近でパイプライン開発はどうなるか、影響力が低下する中東は……。その背景と将来像に踏み込む。
○本書は、石油に対する固定観念(枯渇するのではないかなど)をくつがえし、なぜ原油価格が乱高下するのかを経済的に冷静に解説することを主に、その石油市場を動かす各国の最新事情を解説するもの。
○原油の価格はいまや、多くの会社、投資家にとって重要な金融ファクターでもある。金融市場で重要視されるその指標について予測する。
○著者は資源エネルギー庁や内閣官房に在籍していたエネルギー関連のエキスパート。市場に詳しいと同時に、地政学にも通じており、バランスのよい記述となっている。
目次
第1章 原油価格はどこへ向かうのか
第2章 追い詰められた湾岸産油国はどう動く
第3章 「石油神話」を斬る
第4章 新しいエネルギー戦略を目指して
上記内容は本書刊行時のものです。