基本情報技術者試験 精選ゼミ 末石吾朗(著) - 東京電機大学出版局
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基本情報技術者試験 精選ゼミ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年5月
- 書店発売日
- 2012年5月20日
- 登録日
- 2012年5月20日
- 最終更新日
- 2024年3月21日
紹介
基本情報技術者試験に出題される内容にポイントを絞って解説。出題範囲の中でも特に出題が予想されるポイントのみに特化しているので、無駄な学習を省くことができる。午後問題を援用した説明も用いているので、午後問題対策としても使用できる。
目次
テクノロジ系
1 基礎理論
1.1 離散数学
1.2 情報に関する理論
2 アルゴリズムとプログラミング
2.1 データ構造
2.2 アルゴリズム
2.3 プログラミング
2.4 プログラム言語
3 コンピュータ構成要素
3.1 プロセッサ
3.2 メモリ
3.3 入力用デバイス
3.4 入出力装置
4 システム構成要素
4.1 システムの構成
4.2 システムの評価指標
5 ソフトウェア
5.1 オペレーティングシステム
5.2 ミドルウェア
5.3 開発ツール
5.4 オープンソースソフトウェア
6 ハードウェア
6.1 ハードウェア
7 ヒューマンインタフェース
7.1 ヒューマンインタフェース技術
8 マルチメディア
8.1 マルチメディア技術
9 データベース
9.1 データベース方式
9.2 データベース設計
9.3 データ操作
9.4 トランザクション処理
9.5 データベース応用
10 ネットワーク
10.1 ネットワーク方式
10.2 データ通信と制御
10.3 LAN
10.4 ネットワーク応用
11 セキュリティ
11.1 情報セキュリティ
11.2 情報セキュリティ管理
11.3 セキュリティ実装技術
12 システム開発技術
12.1 開発プロセス
12.2 ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計
12.3 ソフトウェアのテスト
13 ソフトウェア開発管理技術
13.1 開発プロセス・開発手法
マネジメント系
14 プロジェクトマネジメント
14.1 プロジェクト管理
14.2 スコープマネジメント・タイムマネジメント
14.3 プロジェクトコストマネジメント
14.4 プロジェクト品質マネジメント
14.5 プロジェクトリスクマネジメント
15 サービスマネジメント
15.1 サービスマネジメント
15.2 サービスサポート
15.3 サービスデリバリ
15.4 ファシリティマネジメント
16 システム監査
16.1 システム監査
16.2 内部統制
ストラテジ系
17 システム戦略
17.1 情報システム戦略
17.2 業務プロセス
17.3 ソリューションビジネス
18 システム企画
18.1 システム企画
18.2 要件定義
18.3 調達計画・実施
19 経営戦略
19.1 経営戦略手法
19.2 マーケティング
19.3 経営管理システム
20 ビジネスインダストリ
20.1 ビジネスシステム
20.2 エンジニアリングシステム
20.3 e－ビジネス
21 企業活動
21.1 経営・組織論
21.2 OR・IE
21.3 会計・財務
22 法務
22.1 知的財産権
22.2 セキュリティ関連法規など
22.3 労働関連・取引関連法規
22.4 その他の法律・ガイドライン・技術者倫理
22.5 標準化関連
索引
前書きなど
基本情報技術者試験は，情報処理全般に関する知識や能力を問う試験です．
コンピュータの知識やプログラミング能力だけではなく，コンピュータを利用するために必要な関連事項として，プロジェクトやサービスのマネジメント，情報戦略（ストラテジ）に関する問題も出題されます．つまり，プロジェクト管理や会社組織など，コンピュータに直接関わらないような分野に関しても幅広い知識が要求されます．
このように，基本情報技術者試験で問われる知識範囲は広く，それを理解して身につけることは大変なことです．実際の試験問題では，細かい知識の理解が必要な問題も良く出題されるので，基本的な知識だけでは正解を導き出すことが難しくなってきています．したがって，過去問題中心の学習が効果的になります．しかし，過去問題を集めただけの問題集では，分野ごとに問題を整理して並べていても，知識を体系的に理解することは困難です．
知識を体系的に学習していく中で，実際の試験問題を具体例として解いていくことで細かな知識に対応していくことが良い方法でしょう．
本書では，試験に良く出題される厳選した内容の説明の中に実際の試験問題を混ぜることで，体系的な知識の学習と具体的な試験対策を両立させています．マネジメント系やストラテジ系，そして開発プロセスの分野では新傾向の問題も取り上げています．
情報処理試験で要求される知識は幅広いので，単に知識の羅列を暗記するのではなく，全体を見通すことができるように知識を整理し，体系的に理解することが必要です．単なる暗記ではなく，「納得できる説明で」，「厳選された知識を具体的に」学ぶことが大切です．
2012年5月
著者しるす
上記内容は本書刊行時のものです。
