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OpenOffice.orgで学ぶコンピュータリテラシー 永﨑 研宣(編著) - 東京電機大学出版局
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OpenOffice.orgで学ぶコンピュータリテラシー (オープンオフィスドットオルグデマナブコンピュータリテラシー) 第2版
原書: 0

コンピュータ
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B5判
272ページ
並製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-501-54530-7   COPY
ISBN 13
9784501545307   COPY
ISBN 10h
4-501-54530-5   COPY
ISBN 10
4501545305   COPY
出版者記号
501   COPY
Cコード
C3004  
3:専門 0:単行本 04:情報科学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2009年4月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2021年1月12日
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目次

Windowsの基礎
 第1章 Windowsの基本操作
  1・1 Windowsへのログオンとデスクトップ画面
  1・2 スタートメニューの使い方
  1・3 フォルダウィンドウの扱い方
  1・4 プログラムの起動
  1・5 ウィンドウの基本操作とショートカットメニュー
  1・6 デスクトップの設定
  1・7 Windowsのシャットダウンの仕方
Writer
 第2章 Writerを用いたキーボードの基本と画面構成
  2・1 キーボードの使い方
  2・2 OpenOffice.org Writerの起動
  2・3 文字の入力
  2・4 文字の種類
  2・5 OpenOffice.orgの画面構成
 第3章 ファイルやフォルダの取り扱い
  3・1 文書の保存
  3・2 文書を開く
  3・3 フォルダを作成する
  3・4 ファイルの新規作成
  3・5 拡張子
  3・6 様々なファイル形式での保存
 第4章 日本語の入力
  4・1 日本語の入力方法
  4・2 MS-IMEの入力モード
  4・3 日本語入力の変換と確定
  4・4 MS-IMEの便利な機能
 第5章 文字修飾の様々な使い方
  5・1 文字の飾り付け
  5・2 箇条書きと番号付け
  5・3 インデント
 第6章 コピー・切り取り・貼り付けとキーボードショートカット
  6・1 コピー・切り取り・貼り付け
  6・2 マウスを利用したコピー・切り取り・貼り付け
  6・3 キーボードショートカット
 第7章 表の扱い方
  7・1 行と列
  7・2 表の挿入
  7・3 表の操作
 第8章 画像と脚注
  8・1 画像の扱い方
  8・2 脚注の挿入
 第9章 検索と置換
  9・1 検索
  9・2 置換
  9・3 正規表現
 第10章 文書の構造化とスタイル
  10・1 文書の構造化とスタイル
  10・2 スタイルと書式
  10・3 ナビゲータ
 第11章 目次と索引
  11・1 目次の作成
  11・2 索引の作成
Calc
 第12章 表計算ソフトの概要
  12・1 Calcの起動と画面
  12・2 簡単な表の作成
  12・3 ファイルの保存と既存のファイルの読み込み
  12・4 シートの印刷
  12・5 表示の拡大・縮小
 第13章 セルの様々な扱い方
  13・1 セルの設定・修正・削除
  13・2 セルの書式設定
  13・3 セル内での配置
  13・4 文字がセルをはみ出したときの配置
  13・5 背景とフォントの設定
  13・6 書式のコピーと貼り付け
 第14章 数式を使った計算処理
  14・1 簡単な計算処理
  14・2 セル番地を使った計算処理
 第15章 関数を使った計算処理(1)
  15・1 関数の基本
  15・2 よく用いられる関数
 第16章 関数を使った計算処理(2)
  16・1 準備
  16・2 配列数式
  16・3 その他の関数
 第17章 グラフの作成(1)
  17・1 準備
  17・2 グラフの作成と編集
  17・3 図形描画
 第18章 グラフ作成(2)
  18・1 準備
  18・2 様々なグラフの作成
 第19章 データパイロットの使い方
  19・1 準備
  19・2 関数のネスト
  19・3 データパイロット
 第20章 VLOOKUPとデータの並べ替え・フィルタ
  20・1 VLOOKUP関数の使い方
  20・2 VLOOKUP関数の組み合わせ
  20・3 データの並べ替え
  20・4 フィルタの利用
 第21章 データベース機能
  21・1 準備
  21・2 テキストファイルのインポート
  21・3 データベース機能
 第22章 マクロの記録と使い方
  22・1 マクロの自動記録
  22・2 マクロの実行
  22・3 マクロの登録
 第23章 マクロの編集とプログラミングの初歩
  23・1 マクロ編集の準備
  23・2 ウィンドウと文字の表示
  23・3 変数と型宣言
  23・4 条件分岐のための制御構文
 第24章 マクロによるセルへの操作と繰り返し構文
  24・1 マクロによるセルへの数値入力
  24・2 forを使った繰り返し構文
  24・3 Do...Loopによる繰り返し構文
  24・4 マクロからシートのデータを取り扱う方法
  25・5 うるう年判定マクロの作成
  25・6 Select文の使い方
Draw
 第25章 記号・線・テキストの挿入と操作
  25・1 記号の挿入と位置・サイズ変更
  25・2 表示サイズの調整
  25・3 四角形と線
  25・4 記号の表面処理
  25・5 直線の扱い方
  25・6 曲線の扱い方
  25・7 図と文字の挿入
  25・8 文字の挿入
 第26章 オブジェクトの様々な扱い方
  26・1 コネクタ
  26・2 グラデーションの設定
  26・3 図のスタイルの新規作成と適用
  26・4 図の重なり順の変更
  26・5 フォントワークの初歩
 第27章 Drawを使ったフローチャートの作成
  27・1 Drawを利用したフローチャートの書き方
  27・2 繰り返し処理を組み込んだフローチャートの作成
Impress
 第28章 プレゼンテーション資料作成の基本
  28・1 Impressの起動と編集画面
  28・2 表紙ページの作成
  28・3 テキストのみによるスライドの作成
  28・4 画像付きスライドの作成
  28・5 スライドショーの実行
  28・6 表示モードについて
 第29章 スタイルとアニメーションの設定
  29・1 マスターページ(テンプレート)の選択
  29・2 表紙の作成
  29・3 既存のスタイルの設定変更
  29・4 アニメーションの設定
 第30章 グラフの作成と他の文書との連携
  30・1 Impressでのグラフの作成
  30・2 Calcからのグラフのコピーと貼り付け
  30・3 Impressのグラフ作成機能
  30・4 OLEオブジェクトとしてのCalcとの連携
索引
Column
  インターネットとWeb
  セキュリティ問題
  パスワードの適正な管理
  eメールを使うときには・・・
  OpenOffice.org Mathについて
  システムの弱点を補強する
  Webで情報検索
  ウイルス対策
  フリーソフトの現状
  情報の発信

前書きなど

 本書は,OpenOffice.orgを使ってコンピュータリテラシーを学ぶ学生のために執筆しました.OpenOffice.orgは,オフィススイートと呼ばれるソフトウェアの一種で,ワープロ,表計算,プレゼンテーション,データベースなどの機能を一通り備えています.このOpenOffice.orgを使って,ワープロや表計算,プレゼンテーションなどの近年必要とされているコンピュータリテラシーの基本を身につけていくのが本書の目的です.
 ワープロソフトといえばWord,表計算ソフトならExcel,そして,それらをまとめたオフィス統合ソフトの代表格といえばMicrosoft Officeです.それらは今や,世間一般に広く普及しており,その重要性はいまさら語るまでもありません.しかしながら,Microsoft Officeは,数年おきにバージョンがあがり,そのたびに便利にはなっていくのですが,そのたびに使い方も少しずつ変化し,さらに,そのたびにソフトウェアを買い直さなければなりません.また,必ずしもどこでもMicrosoft Officeが使われているとは限りません.
 そもそも,コンピュータリテラシーとは,日進月歩のコンピュータ環境を臆することなく適切に利用できる”ちから”であり,特定のソフトウェアの特定のバージョンの使い方を覚えることに終始する必要はありません.そのようなことから,本書では,特定のソフトウェアの使い方にこだわらずに,現在必要とされているコンピュータリテラシーを習得してもらうために必要な知識・技術・コストについて検討した上で,OpenOffice.orgを主な教材として採用しました.
 OpenOffice.orgは,十分な機能を備えていると同時に,フリーソフトとして配布されているため,手軽に利用することができます.フリーソフトであるということは,自分の作った文書を見せたい相手がOpenOffice.orgを持っていないときには,OpenOffice.orgのソフトウェアそのものを一緒に渡して文書を見てもらうこともできるのです.文書だけでなくソフトウェアも同時に手渡すことができるというのは,OpenOffice.orgの大きなメリットです.
 しかしながら,前述のように,MS-Officeは現在幅広く使われており,MS-Officeを前にしたときに何もできなくなってしまっては困ります.実際には,MS-OfficeとOpenOffice.orgの間にはそれほど大きな使い方の違いはなく,コンピュータリテラシーをきちんと身につければ,それほど困ることはありません.ただし,細かい点では異なる部分があるので,本書では,ほとんどの章ごとに,「MS-Officeとの違い」という項目を設け,そこで,特に注意すべき相違点について簡単に解説しています.ただしこれは,MS-Office2003バージョンとの対比に基づく解説になるので,注意してください.
 本書は,章ごとに分かれ,章をこなすごとに何らかのまとまった機能の扱い方を身につけられるようになっています.1つずつ着実に課題を仕上げ,コンピュータリテラシーを身につけ,これからの人生に役立ててください.
 2006年3月
 永崎研宣

上記内容は本書刊行時のものです。