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臨床工学テキスト

くすりと薬理

工業・工学 ラノベ

海本 浩一(編著 | 編著), 岩谷 博次(著)
発行:東京電機大学出版局

B5判   184頁  並製
価格 2,700円+税

ISBN 978-4-501-33240-2   C3055
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年9月
書店発売日 2017年9月20日
登録日 2017年7月24日

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紹介

臨床工学技士を目指している方に向けた薬理学の入門教科書。薬理学で用いられる用語の意味や概念、また、様々な疾患における代表的な「くすり」の作用機序や副作用、臨床応用について掲載。各章には課題、確認問題、臨床工学技士国家試験問題とそれらの解答を準備し、効率的な国家試験対策ができるよう配慮。

目次

はじめに
第1章 総論
 1.1 医薬品,医療機器等の品質,有効性および安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)
   1.1.1 医薬品医療機器等法
   1.1.2 医薬品
   1.1.3 医薬部外品
   1.1.4 化粧品
   1.1.5 医療機器
 1.2 毒薬,劇薬
 1.3 薬の投与と薬理作用
   1.3.1 薬の投与目的
   1.3.2 薬の投与方法
   1.3.3 薬の投与量
   1.3.4 薬理作用の分類
   1.3.5 薬物受容体(レセプター)
 1.4 薬物動態学
   1.4.1 吸収
   1.4.2 分布
   1.4.3 薬物代謝
   1.4.4 排泄
 1.5 薬効に影響を及ぼす要因
   1.5.1 生体側の要因
   1.5.2 薬物側の要因(相互作用)
 1.6 新薬の開発
   1.6.1 ヘルシンキ宣言
   1.6.2 GCP
 課題
 確認問題

第2章 抗感染症薬
 2.1 細菌と抗菌スペクトル
  2.1.1 細菌
  2.1.2 細菌の分類
  2.1.3 抗菌スペクトル
  2.1.4 抵抗性(耐性)菌
  2.1.5 菌交代症
  2.1.6 抗感染症薬の作用機序
 2.2 抗生物質
  2.2.1 ペニシリン系抗生物質
  2.2.2 セフェム系抗生物質
  2.2.3 モノバクタム・カルバペネム系抗生物質
  2.2.4 アミノグリコシド系抗生物質
  2.2.5 テトラサイクリン系抗生物質
  2.2.6 マクロライド系抗生物質
  2.2.7 クロラムフェニコール
  2.2.8 ペプチド系抗生物質
 2.3 合成抗菌薬
  2.3.1 スルホンアミド類(サルファ剤)
  2.3.2 ピリドンカルボン酸類
  2.3.3 抗結核薬
 2.4 抗真菌薬
  2.4.1 ポリエン系抗生物質
  2.4.2 アゾール系抗真薬
 2.5 抗ウィルス薬
  2.5.1 抗ヘルペスウィルス薬
  2.5.2 抗HIVウィルス薬
  2.5.3 抗インフルエンザウィルス薬
  2.5.4 抗肝炎ウィルス薬
 2.6 消毒薬
  2.6.1 アルデヒド類,過酢酸
  2.6.2 ヨウ素類
  2.6.3 アルコール類
  2.6.4 塩素酸類
  2.6.5 フェノール類
  2.6.6 第4級アンモニウム塩類
  2.6.7 ビグアナイド類
  2.6.8 過酸化物類
 課題
 確認問題

第3章 中枢神経系作用薬
 3.1 麻酔薬
  3.1.1 全身麻酔薬
  3.1.2 全身麻酔薬の種類
 3.2 向精神薬
  3.2.1 鎮静・睡眠薬
  3.2.2 睡眠
  3.2.3 抗不安薬
  3.2.4 抗精神病薬
  3.2.5 抗うつ薬
  3.2.6 抗躁薬
 3.3 パーキンソン病治療薬
  3.3.1 ドパミン作動性神経系作用薬
  3.3.2 コリン受容体遮断薬(抗コリン薬)
 3.4 抗てんかん薬
 3.5 麻薬性鎮痛薬(オピオイド鎮痛薬)
  3.5.1 モルヒネ
  3.5.2 オピオイド鎮痛薬の種類
  3.5.3 麻薬拮抗薬
 課題
 確認問題

第4章 末梢神経系作用薬
 4.1 自律神経系と受容体
  4.1.1 受容体
  4.1.2 化学伝達物質
 4.2 アドレナリン作動薬
  4.2.1 α1,β受容体作動薬
  4.2.2 α1受容体作動薬
  4.2.3 β受容体作動薬
  4.2.4 選択的β1受容体作動薬
  4.2.5 選択的β2受容体作動薬
 4.3 アドレナリン受容体遮断薬(抗アドレナリン作動薬)
  4.3.1 α1受容体遮断薬(αブロッカー)
  4.3.2 β受容体遮断薬(βブロッカー)
 4.4 ニューロン遮断薬
 4.5 コリン作動薬
 4.6 有機リン化合物
 4.7 コリン受容体遮断薬(抗コリン作動薬)
 4.8 自律神経節遮断薬
 4.9 体性神経系作用薬
  4.9.1 感覚神経系に作用する薬
  4.9.2 運動神経系に作用する薬(筋弛緩薬)
 課題
 確認問題

第5章 循環器系作用薬
 5.1 高血圧治療薬
  5.1.1 利尿薬
  5.1.2 交感神経抑制薬
  5.1.3 Ca2+チャネル遮断薬
  5.1.4 レニン-アンジオテンシン系阻害薬
  5.1.5 血管拡張薬
 5.2 狭心症治療薬
  5.2.1 亜硝酸化合物
  5.2.2 β受容体遮断薬
  5.2.3 Ca拮抗薬,冠血管拡張薬
 5.3 抗不整脈薬
  5.3.1 Na+チャネル遮断薬
  5.3.2 β受容体遮断薬
  5.3.3 心筋活動電位延長薬
  5.3.4 Ca2+チャネル遮断薬(Ca拮抗薬)
 5.4 強心薬
  5.4.1 強心配糖体
  5.4.2 カテコールアミン製剤
 課題
 確認問題

第6章 腎臓作用薬
 6.1 尿生成のしくみ
 6.2 利尿薬
  6.2.1 浸透圧利尿薬
  6.2.2 炭酸脱水酵素阻害薬
  6.2.3 ループ利尿薬
  6.2.4 サイアザイド(チアジド)系利尿薬
  6.2.5 カリウム保持性利尿薬
  6.2.6 水利尿薬
 課題
 確認問題

第7章 血液作用薬
 7.1 血球造血薬
  7.1.1 赤血球造血薬(貧血治療薬)
  7.1.2 白血球造血薬
 7.2 止血薬
  7.2.1 血管収縮薬
  7.2.2 ビタミンK群
  7.2.3 トロンビン
  7.2.4 抗プラスミン薬
  7.2.5 血管強化薬
 7.3 抗血栓薬
  7.3.1 抗凝血薬
  7.3.2 血栓溶解薬
  7.3.3 抗血小板(血小板凝集阻止)薬
 課題
 確認問題

第8章 抗炎症薬
 8.1 アレルギーと抗アレルギー薬
  8.1.1 アレルギー
  8.1.2 抗アレルギー薬
 8.2 炎症と抗炎症薬
  8.2.1 炎症
  8.2.2 抗炎症薬
 8.3 痛風と痛風治療薬
  8.3.1 痛風
  8.3.2 痛風治療薬
 課題
 確認課題

第9章 呼吸器系作用薬
 9.1 気管支喘息治療薬
  9.1.1 気道平滑筋弛緩薬
  9.1.2 気道炎症抑制薬
 9.2 呼吸興奮(促進)薬
 9.3 鎮咳薬・去痰薬
  9.3.1 鎮咳薬
  9.3.2 去痰薬
 課題
 確認問題

第10章 ホルモン系作用薬
 10.1 糖尿病治療薬
  10.1.1 糖尿病
  10.1.2 インスリン
  10.1.3 経口血糖降下薬
 10.2 骨粗鬆症治療薬
  10.2.1 活性型ビタミンD3
  10.2.2 カルシトニン
  10.2.3 ビスホスホネート製剤
  10.2.4 選択的エストロゲン受容体モジュレーター
  10.2.5 副甲状腺ホルモン(PTH)製剤
  10.2.6 ビタミンK製剤
  10.2.7 抗RANKリガンド(RANKL)モノクローナル抗体
 課題
 確認問題

第11章 消化器系作用薬
 11.1 消化薬
  11.1.1 健胃薬
  11.1.2 消化酵素薬
 11.2 消化性潰瘍治療薬
  11.2.1 胃酸分泌
  11.2.2 治療薬
 11.3 消化性潰瘍とヘリコバクター・ピロリ菌
 11.4 緩下薬・止瀉薬
  11.4.1 緩下薬
  11.4.2 止瀉薬
 課題
 確認課題

国家試験問題(臨床工学技士)
確認問題 解答
国家試験問題(臨床工学技士) 解答
索引

前書きなど

はじめに
 薬理学は生理学,生化学などの基礎医学分野を踏まえて,生体とくすり(医薬品)との関係を学ぶ学問領域である。それゆえ難しいイメージがある。今回,医療系を目指す学生,なかでも臨床工学技士のための薬理学入門を意識して執筆の機会を頂いた。医薬品が身近なものになりつつある現在,第1章「総論」には医薬品の分類を加え,全11章の構成とした。なお,第5章,第6章,第10章の一部は国立病院機構大阪医療センター腎臓内科・岩谷博次先生に執筆して頂いた。
 本書は,これまでの授業で使用してきた資料やレジメを簡潔にわかりやすくまとめ,各章ごとに課題,確認問題,臨床工学技士国家試験問題と解答を付けた構成とした。また,本書はサイドスペースを空白としている。これは授業中あるいは自宅学習において,重要なことや気づいたこと,調べたことを書き込めるようにするためであり,各自の教材&ノートとして活用してほしい。薬理学の学習にあたり授業に出席して聞くだけでは理解できない事柄も多く,より理解を深めるには予習つまり授業で学ぶ章を一読しておくことである。各回の授業までにその章を「必ず読む」ことを実行してほしい。また,学生から「くすりの名前が多くて覚えられない」という言葉をよく聞く。くすり名の羅列は止め,代表的なものに絞り記載している。本書を通して医療系の学生が医薬品について自分で調べるということを身につけることが目的であり,そのようになることを切に願う。
 本書は第1刷であり,改良すべき点もあるものと思われる。読者のみなさんのご意見等を頂いて改善を積み重ねていきたいと思う。
 最後に,本書作成において長期間にわたり多大なる激励と各章で貴重なご助言を頂いた稲垣千穂先生(内科医師 医学博士)に深謝致します。
平成29年4月
海本 浩一

上記内容は本書刊行時のものです。