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発行:東洋経済新報社
A4変型判
192ページ
定価
2,000円+税
- ISBN
- 9784492820766
- Cコード
-
C3034
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専門 単行本 経営
- 出版社在庫情報
- 不明
- 書店発売日
- 2017年6月16日
- 登録日
- 2017年6月6日
紹介
特集は「ノーベル賞と基礎研究――イノベーションの科学的源泉に迫る」。日本出身のノーベル賞受賞者が3年連続で誕生し、日本の科学技術への評価が高まっている。その一方で、ノーベル賞は20、30年前の研究成果を評価しているに過ぎず、今日の大学・研究機関・企業を取り巻く状況から将来の科学技術の先行きを憂う声もある。基礎研究はなぜ必要なのか。ノーベル賞受賞者の分析やインタビュー、政策的背景、基礎研究の状況やその効果に関する解析、ビジネスとのかかわりまでを多面的に分析する。ビジネス・ケースは、ワイナリーを運営する社会福祉法人のこころみ学園/ココ・ファーム・ワイナリーと、再生可能エネルギーを活用した地域復興に成功している福島市の土湯温泉。特別インタビューはノーベル化学賞受賞者である野依良治氏。
目次
[特集]ノーベル賞と基礎研究
日本の政策的な文脈から見るノーベル賞(赤池伸一・原泰史)
ノーベル賞受賞者の特性分析から見える革新的研究の特徴(原泰史・壁谷如洋・小泉周)
スター・サイエンティストが拓く日本のイノベーション(齋藤裕美・牧兼充)
大学の研究力をどのように測るか?(小泉周・調麻佐志)
基礎研究重視へと変化する韓国(チャ・ドゥウォン)
5つの「なぜ?」でわかるノーベル経済学賞(安田洋祐)
[マネジメント・フォーラム]
野依良治(科学技術振興機構 研究開発戦略センター長)
[ビジネス・ケース]
こころみ学園/ココ・ファーム・ワイナリー:
人が「働くこと」の意味を問い直す――知的障害者支援施設の挑戦
土湯温泉:再生可能エネルギーを活用した地域復興
[連載]
ビジネスモデルを創造する発想法 第4回(井上達彦)
クリエイティビティの経営学 第3回(稲水伸行)
上記内容は本書刊行時のものです。