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漂流者の生きかた
発行:東京書籍
四六変型判
232ページ
定価
1,300円+税
- 初版年月日
- 2020年7月
- 書店発売日
- 2020年7月9日
- 登録日
- 2018年6月20日
- 最終更新日
- 2020年6月30日
紹介
五木寛之と姜尚中が対話。
私達はみな、故郷をねこそぎにされた「漂流者」ではないか。いまもっとも対談が切望されるふたりの初の本。
十年にわたる対話と、「いのち」についての語りおろし。
目次
第Ⅰ部 「鬱の時代」を生き抜く
悩むことの必要
躁の時代から鬱の時代へ
不安の時代における個人の発見
見えない戦争の時代を生きる
第Ⅱ部 無力=パワーレスパワー
東日本大震災の空気
浄土と希望
「二者択一」ではない世界
ビニール質の思想
第Ⅲ部 日本人であることの限界
日本人の御利益と階級社会
はみだしていった者たちの歴史
故郷を奪われた者として生きる
デラシネの末裔
第Ⅳ部 漂流者の生きかた
働く場所がふるさとだ
移動する者の減少
格差が生んだもの
漂流者の覚悟
第Ⅴ部 おれたちはどう生きるか
鵺として生きる
階級社会と格差
区別されることからのエネルギー
裁かない生きかた
上記内容は本書刊行時のものです。