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ちくま学芸文庫 論理哲学論考

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む

野矢 茂樹(著)
発行:筑摩書房

  382頁 


ISBN 978-4-480-08981-6  

奥付の初版発行年月 2006年4月
登録日 2016年8月25日

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書評掲載情報

2017-11-12 読売新聞  朝刊
評者:清水真木(明治大学教授・哲学)

紹介

二〇世紀哲学の方向性を決定づけたウィトゲンシュタイン前期の書『論理哲学論考』。この衝撃的著作を、哲学界きっての柔軟な語り口で知られる著者が分かりやすく読み解き、独自の解釈を踏まえて再構築する。ここでは単なる歴史的価値を超えて、『論考』の生き生きとした声を聴くことができるだろう。本書は、こう締めくくられる-「語りきれぬことは語り続けねばならない」。比類なき傑作読本にして、たまらなくスリリングな快著。ウィトゲンシュタイン思想全体の流れの中で『論考』を再評価する新原稿、「『哲学探究』から見た『論理哲学論考』」を付した増補決定版。

目次

語りえぬものについては、沈黙せねばならない
現実から可能性へ
対象に至る方法
これでラッセルのパラドクスは解決する
論理が姿を現す
単純と複合
要素命題の相互独立性
論理はア・プリオリである
命題の構成可能性と無限
独我論
自我は対象ではない
必然性のありか
死について、幸福について
『論考』の向こう

上記内容は本書刊行時のものです。