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伸びる中堅・中小企業のためのCSR実践法 湊 信明 (著/文) - 第一法規
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伸びる中堅・中小企業のためのCSR実践法

発行:第一法規
A5判
240ページ
定価 2,700円+税
ISBN
9784474059320
Cコード
C2034
実用 単行本 経営

出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年11月7日
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紹介

中堅・中小企業が、従業員、顧客、取引先に支持してもらえる会社になるために有効なCSRの捉え方と具体的な実践方法をわかりやすく解説。コンプライアンス違反が原因で危機に瀕した3つの会社の事例から、自社への応用のヒントを示すCSRの具体像をつかむ。

○著者が弁護士として見てきた中堅・中小企業の実情を踏まえ、生き残り将来も伸び続ける企業になるために有効なCSRの捉え方と具体的な実践方法を明示

○コンプライアンス違反が原因で危機に瀕した3つの会社のストーリー仕立ての事例を通じて、本業遂行の中にあるCSRリスクを具体的に提示

○奈落に落ちる会社と、社会から愛される会社を対比して違いをわかりやすく解説

○CSRの実践に欠かせない企業理念づくり・行動規準づくりの方法を指南

目次

プロローグ 一夜にして奈落に落ちたある会社の物語
 Case1 ある中堅旅行会社の場合 ~過労うつとなった社員への対応のまずさが招いた危機~
     事件発覚! 新聞沙汰に/次々に明かされるブルーツーリストのひどすぎる現状/SNSで炎上 相次ぐキャン
     セル/追い討ちをかける残業代未払いの発覚/最後の一撃 下請法違反まで見つかる
 Case2 ある中小宝石店の場合 ~セクハラ問題の放置が招いた危機~
     そのとき事件は起こった/社長に直訴するも…/いばらの道への選択/女性陣の反撃
 Case3 ある中堅食肉加工業者の場合 ~職場いじめが招いた危機~
     発端は1件のクレームだった/厄介者扱いの末に/原因究明=一件落着ではなかった/子供を育てる親たちの
     不買運動、広がる

第1章 中堅中小企業を取り巻く危機を考える
 1 「奈落に落ちたある会社の物語」から学ぶべきこと
 2 企業を取り巻く環境の変化を“7つの波”で理解する
  1)第1の波=規制緩和の波 ~事前規制社会から事後規制社会へ~
  2)第2の波=地球環境問題の波
  3)第3の波=投資における新評価基準の波 ~SRI(社会的責任投資)・ESG投資の到来~
  4)第4の波=調達先にも求められるCSRの波
  5)第5の波=企業を見る眼の変化の波
  6)第6の波=ネット社会の波
  7)第7の波=CSR国際規格(ISO26000)の波
 3 中堅・中小企業に及ぼされる影響を考える
  1)中堅・中小企業ならではのダメージ
  2)中堅・中小企業が今、本気で考えるべきこと

第2章 奈落に落ちる会社と、社会から愛され続ける会社の違い
 1 奈落に落ちた大企業の実例
  1)大手広告代理店で起きた女性新入社員自殺事件
  2)大手乳飲料メーカーで起きた食中毒事件
  3)ドーナツチェーンで起きた未認可添加物使用事件
  4)大手鉄道会社の有価証券報告書株式保有割合虚偽記載事件
 2 企業が奈落に落ちる根本的な原因
 3 社会から愛され、信頼され続ける会社
  1)株式会社オリエンタルランド(東京ディズニーリゾート)
  2)株式会社壱番屋(カレーハウスCoCo壱番屋)
  3)ジョンソン・エンド・ジョンソン
 4 なぜ社会から愛され、信頼され続けるのか
 5 経営者は「コンプライアンス(法令遵守)」をどう捉えるべきか
  ◆コラム そもそも「愛する」とはどういうことなのか

第3章 「CSR」のそもそもを考える
 1 そもそも「CSR」とは何なのか
 2 日本のCSRの根底に流れるもの
 3 1956年経済同友会のCSR決議
 4 2003年は日本のCSR経営元年
 5 CSR国際規格(ISO26000)の登場
  1)定 義
  2)ISO26000の「7つの原則」
  3)ISO26000の「7つの中核主題」
  4)ISO26000の意義 -人権を尊重する企業統治が世界標準になった
  5)ISO26000の問題点
  ◆コラム ほとんどの弁護士は人権問題は扱わない!?

第4章 これからの中堅・中小企業に必要な「CSR」の大前提
 1 会社の規模を問わずCSRの実践が必須の時代
 2 中堅・中小企業はCSRにどう取り組むべきか
 3 あなたの会社のステークホルダーは誰か
 4 6人のステークホルダーと「対話」をしよう
 5 6人のステークホルダーにどのように貢献するか
 6 「ゴールド企業」の実例に学ぶ
 7 すべてのステークホルダーの人権を考える -「人権CSR」
 8 CSR=「コンプライアンス+愛」

第5章 企業統治その1 企業統治はどのように行うのか?
 1 理念経営を推し進める
 2 あなたの会社の「理念」は何ですか?
 3 あなたの会社の価値を知る
 4 企業理念はどのようにつくるべきか
 5 企業理念とは別に「本業理念」を構築してもよい
 6 もしも「ゴールドミート」にこんな理念があったら…
 7 理念と行動を結びつけるために
 8 行動規準はどのように構築するか
 9 もしも「ゴールドミート」にこんな行動規準があったら…
 10 行動規準とコンプライアンスを融合させる
 11 法律家に頼らずに法律と仲良くなる
  1)厚生労働省や中小企業庁などのサイトを活用する
  2)各法律の「第1条(目的)」をしっかりと理解する

第6章 企業統治その2 不祥事と紛争を防止する機構を整える
 1 株主総会と取締役会をきちんと開催する
 2 取締役・監査役による監視監督を行う
 3 株主総会や取締役会の議事録をしっかり残す
 4 「内部通報制度」の整備で自浄作用のある組織へ
  ◆コラム 内部通報制度の整備・運用に関するガイドライン
 5 契約書は従業員・顧客・取引先との対話の結果書
 6 不祥事ゼロを目標にしない
 7 制度をつくることを目的としない

第7章 ステークホルダーに対し必ず実行すべきCSR
 1 CSRのベースとなっているコンプライアンスは必須事項!
 2 従業員
  1)最重要のステークホルダーは従業員
  2)採用試験段階
  3)採用内定段階
  4)雇用契約締結段階
  5)雇用契約継続段階
  6)雇用契約終了段階
  7)雇用契約に関して適用される法律
 3 顧 客(お客様・消費者)
  1)不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法・景表法)
  2)消費者契約法・特定商取引法
  3)その他、消費者(お客様)との関係で適用される法律の例
 4 取引先
  1)契約書の作成が何より大事
  2)下請会社には十二分の配慮を!
  3)その他、取引先との関係で適用される法律の例
 5 地球環境
  1)どんなに小さい企業でも地球に環境負荷をかけている
  2)ゴミの処理はあなたの会社の責任です(排出事業者責任)
  3)値段の安い廃棄物処理業者を選ばないことは重要なCSR
  4)日本の環境政策を理解する
  5)中堅・中小企業に求められる環境問題への取り組み
  6)その他、環境問題について規律する法律

第8章 もっとステークホルダーの心に響く企業になる!
 1 “攻めのCSR”でさらに愛される企業になる
 2 従業員に対する関係
  1)会社で取り組むべき事項
  2)ダイバーシティ
 3 顧 客(お客様・消費者)
  1)お客様窓口の設置
  2)リスクリバーサル
 4 取引先
  1)人権侵害等を行っている調達先(再調達先)の排除
  2)素材や原料の調達先にトレーサビリティを要請する
  3)サプライチェーンから紛争鉱物を排除 
 5 地域社会
  1)地域貢献活動の意義
  2)地域貢献活動の例
 6 地球環境
  1)「環境マネジメントシステム(EMS)」とは
  2)環境マネジメントシステムの紹介
  3)環境マネジメントシステム導入の効果
 7 CSR活動報告を行う

エピローグ 奈落からの挑戦 果たして会社は再生できるのか!?
 Case1 ある中堅旅行会社の場合 ~一つひとつの問題と向き合い、見出した未来への道~
     やるべきことは「内」にこそある/一つひとつの問題と向き合う/社員か? 顧客か? 突きつけられた
     新たな選択/ついに田中本人と話す
 Case2 ある中小宝石店の場合 ~従業員の幸せを考えない会社がたどる哀れな末路~
     これって就業規則違反だよな!?/再び燃え上がる争いの炎/思わぬ展開に大慌て/従業員の幸せを考えて
     いますか?/スミレ、ついに立ち上がる!
 Case3 ある中堅食肉加工業者の場合 ~二代目若社長の理念経営への挑戦~
     若社長は何もしなくていいんです/社内調査チームが動き出す/風穴を開けよう/会社の利益とは何か?/
     社内教育が始まる

上記内容は本書刊行時のものです。