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Q&A 交通事故加害者の賠償実務―被害者からの過剰請求対応― 弁護士法人 愛知総合法律事務所(編集) - 第一法規
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Q&A 交通事故加害者の賠償実務―被害者からの過剰請求対応― (キュウアンドエイコウツウジコカガイシャノバイショウジツムヒガイシャカラノカジョウセイキュウタイオウ)

社会一般
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発行:第一法規
A5判
304ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-474-05709-8   COPY
ISBN 13
9784474057098   COPY
ISBN 10h
4-474-05709-0   COPY
ISBN 10
4474057090   COPY
出版者記号
474   COPY
Cコード
C3032  
3:専門 0:単行本 32:法律
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年12月8日
最終更新日
2016年12月8日
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紹介

弁護士が知っておきたい交通事故紛争における加害者の立場に立った賠償実務のノウハウが集結。交通事故事件を数多く扱う弁護士らが、これまでの実践を参考に事例を提示し、ポイント、考え方、調べるべきこと・情報の提供を求めるべきこと、想定問答、裁判例等の項目別に分けて解説する。

実務に即活用できる、被害者側からの過剰請求対応に強くなれる1冊。

目次

Ⅰ 総論

1   交通事故加害者の責任の根拠と保険金支払の免責事由
2   保険会社担当者の示談代行の根拠―契約者と相手方との直接交渉が問題となる場合の対処―
3   交通事故紛争の解決手段―保険会社担当者において示談交渉が奏功しない場合の選択肢―
4   損益相殺―賠償額から控除すべき利益と控除の方法―
5   過失相殺―被害者に過失がある場合の検討プロセス―
6   飲酒運転者の車両の同乗者に対する賠償金額の減額主張―好意同乗―        
7   共同不法行為と賠償責任①―先行事故と後行事故とが時間的場所的に近接する場合―
8   共同不法行為と賠償責任②―先行事故と後行事故の間に時間的隔たりが存在する場合―

Ⅱ  人身事故

9   治療の期間・相当性―症状固定時期、特別室(個室)使用料、過剰・高額診療、被害者の素因―
10  整骨院・接骨院や鍼灸院の施術費用と交通事故との因果関係
11  会社経営者の事故―役員報酬部分の考え方・会社の固有損害・反射損害―
12  将来の介護費用の発生と考慮要素及び生命侵害以外の場合における近親者慰謝料
13  後遺障害による現実的減収がない場合の争い方
14  公的収入資料のない者、公的収入資料にない所得を主張する者の休業損害・逸失利益
15  外国人が被害者となった場合の注意点全般、外国人の逸失利益
16  学生が被害者となった場合の逸失利益
17  若年の非正規労働者が被害者となった場合の逸失利益
18  定年後の高齢者の逸失利益基礎収入―高齢者逸失利益の考え方と調査事項―
19  高齢主婦の逸失利益―高齢主婦の家事労働の逸失利益性、高齢者特有の問題点―
20  被害者の顔面に醜状痕が遺った場合における後遺障害逸失利益
21  医学の絡む後遺障害―後遺障害に関する医療調査のポイント―
22  交通事故と医療過誤の競合事案を検討する際の視点
23  頭部外傷による精神症状―高次脳機能障害への対応―
24  脳脊髄液減少症とは?―診断基準と調査方法―
25  要因が判然としない複雑な疼痛(CRPSやRSD)の主張がされた場合の対応
26  被害者死亡事故をめぐる問題①―死亡被害者の葬儀費用
27  被害者死亡事故をめぐる問題②―死亡被害者の逸失利益の算定と生活費控除率
28  民法改正が交通事故賠償実務に与える影響 ~ライプニッツ係数について~

Ⅲ  物損事故

29  高額な修理費用請求への対応方法
30  事故車両が改造車であるときの,経済的全損か分損かの判断方法
31  全損時における買替諸費用として認められるものとその範囲
32  買替差額―購入直後の車両の損害―
33  評価損が認められる場合とその評価方法
34  代車費用の算定―初動対応と長期化事案の対応―
35  休車損の算定―休車日額の調査と認定―
36  事故車両の保管料―事故と相当因果関係がある保管料―       
37  積荷損害―立証を要する程度及び損害の範囲― 
38  保険料等級が下がった場合の保険料増額分の損害性
39  建物が損壊した場合の損害―経済的全損、新旧交換差益、物損慰謝料等―
40  物的損害に関する慰謝料は認められるか?―車両の場合とペットの場合―

Ⅳ  モラルリスク案件への対応

41  わざと起こした追突事故であることが疑われる保険金請求事件の対応
42  偽装盗難が疑われるモラルリスク事件の対応

上記内容は本書刊行時のものです。