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きちんと噛める口が健康をつくる 辻野元博(著) - パブラボ
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【利用可】

きちんと噛める口が健康をつくる (キチントカメルクチガケンコウヲツクル) 初版

スポーツ・健康
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発行:パブラボ
四六判
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-434-16749-2   COPY
ISBN 13
9784434167492   COPY
ISBN 10h
4-434-16749-9   COPY
ISBN 10
4434167499   COPY
出版者記号
434   COPY
Cコード
C0047  
0:一般 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2012年6月
書店発売日
登録日
2012年5月16日
最終更新日
2012年5月23日
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目次

第1章
幸せに生きるための接点「口」
自分の身は自分で守る時代14
幸福になるために必要なこと17
幸せに生きるための接点「口」19
口が健康を失うと、いろいろな病気が身体をむしばむ20
歯の力が起こした奇跡のできごと22
歯の数と脳力の切っても切れない深い関係25
国民皆保険制度の限界28
歯が病気にならないようにするのも歯医者の仕事30
日本人のほとんどは総入れ歯への道をまっしぐら32
見習いたいフィンランドの真実35
【Column】フッ素ってどんなお薬38

第2章
きちんと噛める口が健康をつくる
歯の常識の4つのまちがい42
どうして歯は治療する必要があるの?52
むし歯の何が悪い?53
むし歯になるメカニズム55
口の不健康が引き起こす恐怖60
歯は生まれる前からの予防が大切63
歯が生えたときに大切なこと66
小学生のときに大切なこと67
キレイな歯並びになるために、きちんと噛む習慣を身に付ける方法70
13歳から65歳までで大切なこと74
65歳以上で大切なこと75
「ぴんぴんころり」の本当の意味79
口の健康を維持するために83
1度に8本の歯を抜いた祖父の話86
【Column】むし歯にならないオヤツの食べ方89

第3章
健康でキレイになれる歯の話
足し算の健康法92
引き算の健康法94
健康を害す根本原因は?96
原因不明なアレルギー反応は銀歯の仕業?99
皮膚炎と歯のつめものの関係102
理想のイメージへの入場チケット104
【Column】むし歯菌をやっつけるお菓子とは?107

第4章
だれも語らないインプラントの本当の話
インプラント治療の本当のところ110
あなたが知らない保険診療の現実113
ブリッジや入れ歯が、歯をダメにする117
入れ歯で歯を失ってしまった患者さんの話119
総入れ歯になってしまうまでの流れ123
失敗しようのないインプラント127
なぜ、インプラント治療を希望する方が増えているのか131
インプラント治療をどこで受けるか143
 【Column】正しい口の使い方 3つのポイント148

第5章
よくある悩みを一発解決!
Q1 どんな場合に、インプラント治療をおこなえばいいのでしょうか?152
Q2 インプラント治療に年齢制限はありますか?152
Q3 ?歯が1本もない場合でも可能ですか?153
Q4 インプラント治療が適しているのはどんな人ですか154
Q5 インプラント治療が受けられないのはどんな人ですか?154
Q6 インプラントをすると、どんなメリットがありますか?155
Q7 インプラントに欠点はないのですか?156
Q8 歯周病でも大丈夫ですか?157
Q9 家族や友人に反対されました。どうすればいいですか?157
Q10 手術は痛くないですか?158
Q11 手術後、腫れたりしませんか?159
Q12 インプラントを長持ちさせるためにはどうしたらいいですか?160

前書きなど

 絶対に、むし歯にならない方法があるとしたら知りたくありませんか?
 私たち歯医者は、むし歯の原因やむし歯をつくらない方法を知っています。
 また、絶対に、むし歯をつくらない方法というのも実際にあります。
 しかし、こうした話はあまり聞いたことがないのではないでしょうか。
 
 大きなむし歯に出合うと、私は「歯を削らなくてはだめだ……」とショックを受けます。
 一番つらいのはもちろん患者さま本人ですが、歯科医である私もつらい思いをしています。
 がまんして、頑張って頑張って治療をしても、歯は本当の意味では元には戻らないからです。
 治療すればするほど、歯はなくなってしまう運命です。
 だから、この本では、もう二度とむし歯にならない方法を書きました。

「そんな方法はあるわけない!」
 そう思われるのも仕方ありません。
 長い間、ガリガリと歯をけずられる治療を受けて、「やっと今日で終わり!」と思ったのも束の間、またむし歯になってしまう……。
 ほとんどの方がそうした経験をしているからです。
 でも、そんなあなたにお伝えしたいことがあります。
 まずは、歯についてのまちがった常識を捨ててください。
 むし歯になったのは、あなたのせいではありません。私たち歯科医の責任であり、歯についてのまちがった常識がよくなかったのです。

「むし歯はけずってつめれば治る」
「むし歯は早期発見、早期治療が一番」
「歯医者さんは、歯が悪くなったときに行くところ」
「毎日、歯を磨いていれば歯は悪くならない」

 これらはすべてまちがっています。
 こうしたまちがった常識を信じたあまり、若くして総入れ歯になってしまった方を私はたくさん見てきました。

 歯がなくなることは、あなたが思っている以上に大変なことです。
 むし歯と歯周病が進行すれば、心臓疾患や糖尿病の進行を加速させる要因になり、噛めない状態や歯周病罹患が、痴呆や病気と関連することは、すでに医学的にも証明されています。
 逆に言えば、きちんと噛める生活を手に入れると、健康な身体をつくることはもちろん、脳を活性化することなどが証明されています。

 何でも噛める口は、心と身体を健康にする第一歩です。
 きちんと噛める口が健康をつくります。
 本書を手にしてくださったあなたに、むし歯のないきちんと噛める生活がいつまでも続いていきますように。

版元から一言

何でも噛める口は、心と身体を健康にする第一歩です。
 きちんと噛める口が健康をつくります。
 本書を手にしてくださったあなたに、むし歯のないきちんと噛める生活がいつまでも続いていきますように。

上記内容は本書刊行時のものです。