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おひとりさまが死ぬまで自立して生きるための本 榊原 秀剛(著) - パブラボ
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おひとりさまが死ぬまで自立して生きるための本 (オヒトリサマガシヌマデジリツシテイキルタメノホン)

趣味・実用
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発行:パブラボ
四六判
縦188mm 横130mm 厚さ15mm
220ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-434-16449-1   COPY
ISBN 13
9784434164491   COPY
ISBN 10h
4-434-16449-X   COPY
ISBN 10
443416449X   COPY
出版者記号
434   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2012年2月
書店発売日
登録日
2012年1月18日
最終更新日
2012年3月11日
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紹介

「成年後見人は寄り添いびとである」との信念のもと、成年後見業務に邁進する日々を送っている著者。「あなたの老後、妻がいなくても、夫がいなくても、子どもがいなくても、友人がいなくても、“成年後見人”がいれば、大丈夫」のメッセージを込めてお届けします。成年後見人制度の説明をはじめ、おひとりさまの困りごとをどうするかを具体的に伝え、成年後見人制度の活用法と事例を紹介し、自立した老後を過ごす指南書です。

目次

1.私は成年後見人
 「成年後見人制度」とは何か
 増えている「後見」の申し立て
 「成年後見制度」の2つの入り口(法定後見について)
 「法定後見」の3つの様態について
 「成年後見制度」のもうひとつの入り口(任意後見について)
 後見人に誰がなるか
 リフォーム、シロアリ駆除(高齢者の消費者被害)
 「法定後見」をどのように申し立てるか
 親族がいない場合の「市町村長申し立て」
 「市町村長申し立て」を経験すると、役人嫌いに!
 「本人申し立て」に踏み切った
 高齢者への経済的虐待、の陰にあるもの

2.高齢になって、どこに住むか
  法定後見人の体験より
  「やっぱり家がいちばんええなぁ」(ひとり暮らしを続ける秘訣)
  グループホームか特別養護老人ホームか
  「精神病院」という選択肢
  精神病院で萎縮していった、ちえみさん
  高齢者の施設について
  1.住宅編
  2.入院編
  3.退院編
  4.入所編
    ①お元気なうちから入れる施設
    ②介護が必要になってから入れいる施設

3.孤独・入院・死後の始末
  おひとりさまの困りごとをどうするか
  お一人様に忍び寄る「孤独」
  孤独は、他人でも、少しだけ癒すことができる
  お心の安定を欠かれた方のゴミ屋敷から、遺骨が見つかる
  入院の際に問題となるのが「保証人」
  遺体は誰が引き取るか。お葬式をどうするか
  ご本人の死後、後見人ができること
  身寄りのない方の納骨先
  お寺さんも色々(4000万円の商談を成立させようとした副住職)
  カネの切れ目が救いの切れ目(新興宗教で救われる条件)

4.前もって準備しておくのが「委任後見制度」
  おひとり様の老後を支える協力な助っ人
  1.「見守り」の時期
  2.「任意代理」の時期
  3.「任意後見」の時期
  4.「死後事務委任契約」の時期
  5.「遺言執行」の時期

5.任意後見の後見人として出会った方々、学んだあれこれ
  遺言書を強制されたミカコさんの後見人になる
  ミカコさんが遭った信用金庫の「悪徳商法」
  認知症が進む正夫さんの病院探しに奔走した
  財務諸表を見比べて、英恵さんの老人ホーム選び
  父に託された生真面目な昭一さん
  非常な死の宣告を昭一さんと聞いて
  昭一さんの葬儀と、私の悔根(がんになり、死に至るまでをともに歩む)

6.後見人を誰に頼むのか
  私ならこうする
  成年後見人に就任できる団体・人々
  適任は福祉職。その理由
  「市民後見人」はなぜダメか(後見人はプロフェッショナルであるから)
  職種を超えて後見人を選ぶポイント
  
7.「成年後見人制度」のこれから
  将来お世話になる、私の理想
  法律職と福祉職の垣根を超えたアプリーチ
  「認定後見士」の誕生へ
  将来は、民間参入へ

あとがき

前書きなど

自身もおひとりさまである著者は、11年にわたって、成年後見人を務めてきました。その実体験をもとに、他人事でない「成年後見制度」のこれからを様々な側面から考えました。日本は超高齢社会に突入し、おひとりさまで老後を迎える方が大量発生する時代。成年後見人は、誰にとっても、「いつか必要になるかもしれない人」なのです。

版元から一言

おひとりさまである著者だからこそ持つ洞察力を生かし、11年にわたる“後見人人生”を素直に、かつウイットに富んだ表現で綴ります。えてして孤独な人生と思われがちなおひとりさまでも、最期まで自分らしく生き抜く方法がここにあります。成年後見人制度の活用法と事例を紹介し、自立した老後を過ごす指南書です。

上記内容は本書刊行時のものです。