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近代ドイツ公教育体制の再編過程
発行:創文社
縦220mm
358, 34ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1996年2月
- 登録日
- 2016年4月7日
- 最終更新日
- 2016年4月7日
紹介
本書は、一九九五年一月に東北大学大学院教育学研究科に提出して、同六月に博士(教育学)の学位を授与された学位請求論文(「第二帝政期プロイセンにおける公教育体制の再編とその構造-民衆学校の維持・管理機構の法制化過程に注目して-」)に若干の補正を施し、表題を改めて刊行したものである。内容は、ドイツ第二帝政期(一八七一‐一九一八年)のプロイセン邦において、国家と教育の関係の在り方、つまり公教育体制が如何なる教育上の問題構造の中で、どのように再編されていったのかを、教育法案の議会審議過程の分析を通して解明しようとするものである。
目次
序章 本研究の課題と構成
第1章 ドイツ帝国の成立と公教育体制の再編の模索
第2章 1880年代における保守派の台頭と教育行財政制度の再編
第3章 「包括的民衆学校法」制定の挫折と初等教育の条件整備
第4章 学校維持法の成立(1906年)と民衆学校の維持・管理機構の法制化
終章 第二帝政期プロイセンの公教育体制の再編とその構造
上記内容は本書刊行時のものです。